今回は、UNISON SQUARE GARDENのアトラクションがはじまる(they call it “NO.6″)のギター演奏・ポイントを解説します。曲の流れに沿って、一緒に練習していきましょう。
曲の基本情報
曲の練習を始める前に、基本情報をおさらいしましょう。
- BPM: 146
- Key: E (ラスサビ以降は Key: F)
- Capo: なし
- 難易度: 上級者向け
- 収録アルバム: Dr.Izzy (6th Album)
【本編】アトラクションがはじまる(they call it “NO.6″) ギター解説
当サイトでは、著作権の都合上TABを直接掲載することができないため、スコア販売サイトPiascoreにてTABを販売する形でご提供しています。
本ページとTABを突き合わせながらご覧ください。
※なお、著作権について詳しくはこちらをご参照ください。
イントロ
前半
バッキングの部分は、下記のコード進行となります。
Key は異なりますが、シャンデリア・ワルツのイントロと似た進行となっています。
E (022100) → D (xx0232) → A (x02220)
C# (x4666x) → D (x5777x) → D# (x6888x)
E (022100) → D (xx0232) → A (x02220)
C# (x4666x) → D (x5777x) → D# (x6888x) → E (x7999x)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
赤マーカー部分はすべて16分音符の裏拍で鳴らします。アップストロークで鳴らしましょう。
※TAB:小節 No.1~5 をご参照ください。
なお、表拍をブラッシングにしていますが、無理してブラッシングする必要はありません(空振りでもOK)。筆者はその方が弾きやすいのでそうしてますが、ご自身のやりやすい方をお選びください。
ただ、この曲ではブラッシングを多用しますので、苦手な人はこれを機にマスターしましょう!
後半
後半はオクターブ奏法となります。
16分のテンポですので、右手首のスナップを使って素早く演奏しましょう。
※TAB:小節 No.6~15 をご参照ください。
1番
Aメロ
1番 Aメロのコード進行は下記のようになります。
E (022100) → B7 (x21202) → C#m7 (x46454)
Aadd9 (x02200) → B7 (x21202)
E (022100) → B7 (x21202) → C#m7 (x46454)
Aadd9 (x02200) → B7 (x21202) → B♭ (x13331)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
なお、途中にアルペジオが混ざっています。ストロークパターンも含めて下記のTABでご確認ください。
※TAB:小節 No.6~15 をご参照ください。
Bメロ
Bメロのコード進行は以下の通りです。
B7 (x21202) の部分は、イントロのバッキングパートと同様に16分音符の裏拍で鳴らします。アップストロークで鳴らしましょう。
A (x02220) → E (022100) → B7 (x21202) → E (022100) → B7 (x21202)
A (x02220) → E (x7999x) → B on D# (x6987x) → C#m7 (x46454)
D (xx0232) → A (x02220) → B (x2444x)
D (x5777x) → C# (x4666x) → C (x3555x) → B (x2444x)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
赤マーカー部分のコード進行は他の曲でもよく出てくるコード進行です。(ライドオンタイム、プログラムcontinued、ワールドワイド・スーパーガール etc…)
なお、Bメロの細かいストロークパターンについては、すべて下記のTABに起こしています。
※TAB:小節 No.32~43 をご参照ください。
サビ
サビのコード進行は以下の通りです。
E (022100) → C#m7 (x46454)
Aadd9 (x02200) → G#m7 (4×4400) → F#m7 (2×2200) → B7 (x21202)
E (022100) → Cdim7 (x34242) → C#m7 (x46454)
Aadd9 (x02200) → G#m7 (4×4400) → F#m7 (2×2200) → G#7 (4x454x)
C#m (x46654) → C#mM7 (x46554) → C#m7 (x46454) → F# (244322)
Aadd9 (x02200) → B7 (x21202)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
赤マーカー部分のコード進行は、Cメロやサビで頻出のコード進行で、構成音が1音ずつ下がるクリシェ進行の代表例です。(クロスハート1号線、ライドオンタイム、デイライ協奏楽団、お人好しカメレオン etc…)
また、この部分は下記のTABのように、Bメロと同様のカッティングを行います。
※TAB:小節 No.45~47 をご参照ください。
間奏①(1番サビ後)
1番サビ後の間奏は、イントロのコード弾きと同様です。
※TAB:小節 No.48~52 をご参照ください。
2番
Aメロ
2番 Aメロのコード進行は下記のようになります。(1番と比べて尺が半分になっています。)
E (022100) → B7 (x21202) → C#m7 (x46454)
Aadd9 (x02200) → B7 (x21202) → B♭ (x13331)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
なお、途中に和音が混ざっておりますので、TABも併せて掲載します。
※TAB:小節 No.53~60 をご参照ください。
Bメロ
2番 Bメロは基本的に1番と同様です。
なお最後は、6弦をローフレットからハイフレットに向けてスライドし、3拍目に開放弦を鳴らします。
※TAB:小節 No.61~72 をご参照ください。
サビ
1番と同様です。
間奏②(ギターソロ前)
ギターソロ前の間奏のコード進行は以下の通りです。
E (022100)(×2)
D (x5777x) → D# (x6888x) → E (x7999x)
E (x799xx) → A (577xxx) → C (x355xx) → B (x244xx)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
※TAB:小節 No.74~81 をご参照ください。
ギターソロ
ギターソロは以下のTABのように演奏します。
3小節目は裏拍からスタートするため、リズムに注意しましょう。
※TAB:小節 No.82~85 をご参照ください。
3番
Bメロ
ギターソロ後は、Bメロの最後からサビまでの流れとなります。
D (xx0232) → A (x02220) → B (x2444x)
D (x5777x) → C# (x4666x) → C (x3555x) → B (x2444x)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
※TAB:小節 No.86~90 をご参照ください。
落ちサビ
なお、落ちサビでは冒頭の流れが変わっていますので、注意しましょう。
E (022100) → B7 (x21202) → C#m7 (x46454) → G#m7 (464444)
Aadd9 (x02200) → G#m7 (4×4400) → F#m7 (2×2200) → B7 (x21202)
E (022100) → Cdim7 (x34242) → C#m7 (x46454)
Aadd9 (x02200) → G#m7 (4×4400) → F#m7 (2×2200)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
ラスサビ (Key: F)
ラスサビ以降は Key: F に転調します。
F (133211) → Dm7 (x57565)
B♭ (x13331) → Am7 (x02010) → Gm7 (3x333x) → C7 (x3231x)
F (133211) → C#dim7 (x45353) → Dm7 (x57565)
B♭ (x13331) → Am7 (x02010) → Gm7 (3x333x) → A7 (5x565x)
Dm (x57765) → DmM7 (x57665) → Dm7 (x57565) → G (355433)
B♭ (x13331) → C (x35553)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
アウトロ (Key: F)
アウトロのギターリフはこの曲の最難関です。素早くハンマリング・オンをする必要がありますので、音が途切れないように左手の押弦力を高めておきましょう。
※TAB:小節 No.92~95 をご参照ください。
その後は、パワーコードとなります。ここでも裏拍を乱発していますので、注意しましょう。
※TAB:小節 No.96~101 をご参照ください。
最後は、F (x 8 10 10 x x → 133211) となります。
前のパワーコードの音を伸ばしてから始めるまでのタイミングは、ドラムのカウントに合わせて調整してください。
※TAB:小節 No.103~105 をご参照ください。
まとめ
アトラクションがはじまる(they call it “NO.6″)の解説は以上となります。
曲全体を通して裏拍とブラッシングを乱用しており、リズム取りが大変難しいです。まずはローテンポでメトロノームを使って着実にリズムパターンを理解していきましょう。
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