今回は、UNISON SQUARE GARDENのオトノバ中間試験のギター演奏・ポイントを解説します。曲の流れに沿って、一緒に練習していきましょう。
曲の基本情報
曲の練習を始める前に、基本情報をおさらいしましょう。
- BPM: 148
- Key: D(パートによって異なります)
- Capo: なし
- 難易度: 中級者~上級者向け
- 収録アルバム: Dr.Izzy (6th Album)
【本編】オトノバ中間試験 ギター解説
※本解説では、Dr.Izzy tourの演奏を参考にしています。ライブごとにコードの押さえ方が微妙に違っていますので、あくまで一例としてご確認ください。
当サイトでは、著作権の都合上TABを直接掲載することができないため、スコア販売サイトPiascoreにてTABを販売する形でご提供しています。
各パートごとにTABのどこを参照すればよいか記載しておりますので、本ページとTABを突き合わせながらご覧ください。(小節左上の数字を記載しています。)
※なお、著作権について詳しくはこちらをご参照ください。
イントロ
イントロは、コード弾きとチョーキングの組み合わせです。
D7 (x5453x) → G7 (353433)
D7 (x5453x) → G7 (353433) → (※チョーキング)
D7 (x5453x) → G7 (353433)
D7 (x5453x) → G (355433) → A (577655)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
なお、ストロークパターンやチョーキングはTABをご参照ください。
※詳細はTABをご参照ください。
曲全体を通して、コードストロークが非常に速いです。腕全体では無く、手首のスナップを使って素早く上下させましょう。
1番
Aメロ:前半
1番Aメロは、下記のコード進行を繰り返します。
キメが多いですので、しっかりミュートできるようにしましょう。
D7 (x545xx) → G7 (323xxx)
D7 (x545xx) → G7 (320001) → A (x02220)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
※詳細はTABをご参照ください。
Aメロ:後半
Aメロの後半は、コードストロークが中心となります。
D7 (xx0212) → G7 (320001)
D7 (xx0212) → G7 (320001) → (※チョーキング)
D7 (xx0212) → G7 (320001) → Em (022000) → A (x02220)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
なお、チョーキングの部分はTABをご参照ください。
※詳細はTABをご参照ください。
ここまでを振り返ると、ほとんど同じコード進行(D7 → G7)だったのですが、パートごとに押さえ方がすべて違います。混同しないようにしっかり暗記しましょう。
Bメロ
Bメロのコード進行は以下のようになります。
G7 (320001) → F (133211) → G7 (320001) → (※チョーキング)
G7 (320001) → F (133211)
Em (022000) → F#m7 (2x222x) → G (320033) → G#mM7(#5) (4x545x)
A (x02220) → B♭ (x1333x) → C (x3555x)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
なお、ストロークパターンやチョーキングはTABをご参照ください。
※詳細はTABをご参照ください。
サビ (Key: F)
サビでは、Key: F に転調します。場違いハミングバードのサビをより複雑にしたイメージです。
F (133211) → A (x02220)
Dm (xx0231) → Cm7 (x35343) → F (133211)
B♭ (x1333x) → F (133211) → D#dim7 (xx1212)
Gm (355333) → Am (577555) → B♭ (688766) → A (577655) → C (8 10 10 9 8 8)
F (133211) → A (x02220)
Dm (xx0231) → D# (x6888x) → F (133211)
Bm7-5 (x2323x) → B♭M7 (x13231) → Am7 (x02010) → G#m7 (4x444x)
Gm7 (3x333x) → C7 (x3231x) → B♭m7 (6x666x) → A (x02220)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
間奏①
1番サビ後の間奏は、イントロと概ね同じですが、チョーキングの後に1拍ミュートが入ります。
※詳細はTABをご参照ください。
2番
Aメロ:前半
2番Aメロはチョーキングをメインとしたフレーズとなっています。なお、コード部分は、1番と同様です。
※詳細はTABをご参照ください。
Aメロ:後半
1番と同様です。
Bメロ
2番Bメロのコード進行は1番と同様です。
なお、チョーキングだった部分がコード弾きのキメとなっています。
G7 (320001) → F (133211)
G7 (320001) → F (133211) → F# (244322)
G7 (320001) → F (133211)
Em (022000) → F#m7 (2x222x) → G (320033) → G#mM7(#5) (4x545x)
A (x02220) → B♭ (x1333x) → C (x3555x)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
※詳細はTABをご参照ください。
サビ (Key: F)
概ね1番と同様ですが、Cメロに向けて一番最後のコードが異なります。
F (133211) → A (x02220)
Dm (xx0231) → Cm7 (x35343) → F (133211)
B♭ (x13331) → F (133211) → D#dim7 (xx1212)
Gm (355333) → Am (577555) → B♭ (688766) → A (577655) → C (8 10 10 9 8 8)
F (133211) → A (x02220)
Dm (xx0231) → D# (x6888x) → F (133211)
Bm7-5 (x2323x) → B♭M7 (x13231) → Am7 (x02010) → G#m7 (4x444x)
Gm7 (3x333x) → C7 (x3231x) → B♭m7 (x13121) → Cm7 (x35343)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
Cメロ (Key: G#)
Cメロでは、Key: G# にさらに転調します。
C# (x4666x) → G# (466544)
Cm7 (x35343) → Fm (133111) → D# (x6888x)
C# (x4666x) → C#m7 (x46454) → B♭m (688666) → D# (x6888x)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
間奏② (Key: G#)
間奏は、ローフレットの5,6弦が中心のリフとなります。
※詳細はTABをご参照ください。
なお、最後の部分は 2/4 拍子となりますので、注意しましょう。
3番
落ちサビ (Key: D#)
落ちサビでは、Key: D# にさらに転調します。サビとBメロを組み合わせたようなコード進行です。
D# (x6888x) → G7 (353433)
Cm7 (x35343) → B♭m7 (x13121) → D# (x6888x)
G# (466544) → D# (x6888x) → Edim (x7898x)
Fm (133111) → Gm (355333) → G# (466544) → AmM7(#5) (5x656x)
B♭ (688766) → C# (x4666x) → C (x3555x)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
最後の部分で、Key: F にさらに転調します。
ラスサビ (Key: F)
ラスサビは、これまでのサビと似たようなコード進行となります。
なお、2回し目のコードが少し複雑になっています。
F (133211) → A (x02220) → Dm (xx0231)
Cm7 (x35343) → F (133211)
B♭ (x1333x) → F (133211) → D#dim7 (xx1212)
Gm (355333) → Am (577555) → B♭ (688766) → A (577655) → C (8 10 10 9 8 8)
F (133211) → Edim7 (x78686) → C#dim7 (x45353)
Dm7 (x57565) → Edim7 (x78686) → F (x 8 10 10 10 x) → F#dim (x 9 10 11 10 x)
Bm7-5 (x2323x) → B♭M7 (x13231) → Am7 (x02010) → G#m7 (4x444x)
Gm7 (3x333x) → Am7 (5x555x) → B♭M7 (6×7765) → C7 (8x898x)
B♭m7 (6x666x) → A (x02220)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
アウトロ
アウトロはイントロ同様のフレーズとなりますが、チョーキングが2回となります。
※詳細はTABをご参照ください。
まとめ
オトノバ中間試験の解説は以上となります。
曲を通して、難しいフレーズはありませんが、コードストロークが非常に速いです。右手首のスナップを使って素早く上下できるようにトレーニングしましょう。
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