今回は、UNISON SQUARE GARDENのスノウリバースのギター演奏・ポイントを解説します。曲の流れに沿って、一緒に練習していきましょう。
曲の基本情報
曲の練習を始める前に、基本情報をおさらいしましょう。
- BPM: 138
- Key: D#
- Capo: なし
- 難易度: 中級者向け
- 収録アルバム: Bee-Side Sea-Side 〜B-side Collection Album〜
【本編】スノウリバース ギター解説
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※なお、著作権について詳しくはこちらをご参照ください。
1番
イントロ・Aメロ(基本進行)
イントロ・Aメロなどで登場するこの曲の基本進行です。基本的にこの進行を繰り返します。
G#M7 (4x554x) → G7 (3x343x) → Cm7 (x3x34x)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
ストロークパターンは下記のTABの通りです。
※TAB:小節 No.1~16(イントロ)、No.17~32(Aメロ) をご参照ください。
基本進行を演奏する際は、下記のポイントに気を付けてましょう。
- 冒頭の G#M7 (4x554x) は16分音符で止め、音が間延びしないようにする。
- 綺麗にブラッシングができるように、左手で余計な弦のミュートをしっかり行う。
Bメロ
Bメロでのコード進行は以下の通りです。
Fm (133111) → B♭ (x13331) → Gm (355333) → Cm (x35543)
Fm (133111) → B♭ (x13331) → Gm (355333) → (※1)
Fm (133111) → B♭ (x13331) → Gm (355333) → Cm (x35543)
G#M7 (4x554x) → B♭ (x13331)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
なお、(※1)の部分は単音弾きをします。半音チョーキングなので、弦を持ち上げすぎないようにしましょう。
この単音弾きやストロークパターンについては下記のTABをご参照ください。
※TAB:小節 No.33~40 をご参照ください。
サビ
サビのコード進行は以下の通りです。
G#M7 (4x554x) → B♭ (x13331) → Gm7 (3x333x) → Cm7 (x35343) (×2)
G#M7 (4x554x) → B♭ (x13331) → Gm7 (3x333x) → Cm7 (x35343) → B♭ (x13331)
G#M7 (4x554x) → B♭ (x13331) → G#m (466444) → D# (x6888x)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
終盤に登場する G#m (466444) は、Key: D# のダイアトニックコード(本来使うべきコード)ではありませんが、次に弾く D# (x6888x) へのつなぎとして登場します。(4thをマイナーにしているため、専門的には「サブドミナントマイナー」と言います。)
間奏:1番サビ後
1番サビ後の間奏では、基本進行を繰り返します。
なお、最後のひと回しのみ Cm7 (x3x34x) ではなくC9 (x3x33x) を演奏します。
G#M7 (4x554x) → G7 (3x343x) → C9 (x3x33x)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
※TAB:小節 No.42~49 をご参照ください。
2番
Aメロ
大半は基本進行の繰り返しです。
なお、終盤4小節(「足跡も消えてしまうだろう」以降の部分)は、下記の通りコード進行が少し変化しますので、間違えないようにしましょう。
G#M7 (4x554x) → G7 (3x343x) → Cm7 (x3x34x) → Fm (133111)
G#M7 (4x554x) → B♭ (x13331) → Cm7 (x35343)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
※TAB:小節 No.50~65 をご参照ください。
Bメロ
1番と概ね同様ですが、最後の2カウントがブレイクではなくなっています。
※TAB:小節 No.66~73 をご参照ください。
サビ
1番と同様です。
間奏:2番サビ後
ギターソロ前の間奏のコード進行は下記の通りです。
G#M7 (4x554x) → G7 (3x343x) → Cm7 (x3x34x) → C#M7 (x46564)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
なお、C#M7 (x46564) を鳴らす回数が「1回 → 2回 → 3回」と徐々に増加します。
※TAB:小節 No.75~81 をご参照ください。
ギターソロ
ギターソロのTABは下記の通りです。
単音カッティングを中心としたリフです。右手は常に上下させつつ、左手は余計な音がならないようにミュートをしっかり行いましょう。
※TAB:小節 No.82~90 をご参照ください。
3番
Bメロ
ギターソロ後のBメロは、下記の通りです。概ね2番と同様です。
Fm (133111) → B♭ (x13331) → Gm7 (3x333x) → Cm7 (x3x34x)
Fm (133111) → B♭ (x13331) → Gm7 (3x333x) → (※2)
Fm (133111) → B♭ (x13331) → Gm7 (3x333x) → Cm7 (x3x34x)
G#M7 (4x554x) → B♭ (x13331)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
なお、(※2)の部分はこれまでと異なりチョーキングをします。
※TAB:小節 No.91~98 をご参照ください。
落ちサビ
落ちサビはアルペジオがメインとなります。
3回目の Gm7 (3x333x) は G7 (3x343x) にアレンジされていますので注意しましょう。
G#M7 (4x554x) → B♭ (x13331) → Gm7 (3x333x) → Cm7 (x35343) (×2)
G#M7 (4x554x) → B♭ (x13331) → G7 (3x343x) → Cm7 (x35343)
G#M7 (4x554x) → B♭ (x13331)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
なお、アルペジオ部分の演奏は下記のTABの通りにします。
※TAB:小節 No.99~112 をご参照ください。
ラスサビ
ラスサビの前半は、これまでのサビと同様の進行です。
落ちサビと同様に、3回目の Gm7 (3x333x) は G7 (3x343x) にアレンジされていますので注意しましょう。
G#M7 (4x554x) → B♭ (x13331) → Gm7 (3x333x) → Cm7 (x35343)(×2)
G#M7 (4x554x) → B♭ (x13331) → G7 (3x343x) → Cm7 (x35343) → B♭ (x13331)
G#M7 (4x554x) → B♭ (x13331) → G#m (466444) → D# (x6888x)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
その後の後半では一転して、Bメロのような進行となります。
Fm (133111) → B♭ (x13331) → Gm (355333) → Cm (x35543) (×3)
G#m (466444) → D# (x6888x)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
アウトロ
アウトロの前半では、基本進行と同様のコードを演奏します。
なお、ミュートやブラッシングなどはなく、通常のコード弾きとなります。
G#M7 (4x554x) → G7 (3x343x) → Cm7 (x3x34x)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
アウトロの後半では、オクターブ奏法となります。
スライドするタイミングが難しいですので、しっかり暗記しておきましょう。
※TAB:小節 No.114~122 をご参照ください。
まとめ
スノウリバースの解説は以上となります。
コード進行は単調ですが、カッティングやブラッシングを多用する曲となっています。ミュートやブラッシングの練習曲としてぜひ挑戦してみてください!
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