今回は、UNISON SQUARE GARDENのlike coffeeのおまじないのギター演奏・ポイントを解説します。曲の流れに沿って、一緒に練習していきましょう。
曲の基本情報
曲の練習を始める前に、基本情報をおさらいしましょう。
- BPM: 113
- Key: F
- Capo: なし
- 難易度: 中級者~上級者向け
- 収録アルバム: CIDER ROAD (4th Album)
【本編】like coffeeのおまじない ギター解説
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イントロ
前半
バッキングのコード進行は以下のようになります。
F (x 8 10 10 10 x)
D# (x6888x) → F (x 8 10 10 10 x) (×4)
D# (x6888x) → E (x7999x) → F (x 8 10 10 10 x)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
ハイポジションのバレーコードをスライドさせます。裏拍がメインで、最後は三連符となっていますので、リズムに注意しましょう。
※詳細はTABをご参照ください。
後半
ソロは、2,3弦の和音(ダブルストップ奏法)が中心のフレーズです。フレーズの入りは低フレットからスライドさせて入りましょう。
※詳細はTABをご参照ください。
曲全体を通してですが、裏拍が非常に多いです。右手を常に上下させてリズムを取ることで、リズムがヨレないにしましょう。
Aメロ
Aメロのコード進行は以下の通りです。
F (133211) → Cm7 (x35343) → B♭M7 (6x776x)
Am7 (5x555x) → D7♭9 (x5454x) → Gm7 (3x333x) →C7 (x3231x)
F (133211) → Cm7 (x35343) → B♭M7 (6x776x)
Am7 (5x555x) → D7 (x545x5) → Gm7 (3x333x) →C7 (x3231x) → D (xx0232)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
この曲のコードの押さえ方のポイントは、たくさんの弦を鳴らすことです。音数を増やすことでポップな印象にすることができます。(感覚的な話にはなりますが…)
※詳細はTABをご参照ください。
Bメロ
Bメロのコード進行は、以下のようになります。最後に鳴らすコードが毎回微妙に違いますので、注意しましょう。
Gm7 (3x333x) → C7 (x3231x) → F (133211) → B♭M7 (6x776x)
Gm7 (3x333x) → C7 (x3231x) → F (133211) → D7 (x545x5)
Gm7 (3x333x) → C7 (x3231x) → F (133211) → Dm7 (x57565)
Gm7 (3x333x) → C7 (x3231x)
B♭ (x1333x) → C# (x4666x) → D# (x6888x)
F (x 8 10 10 10 x → x 8 10 10 11 x → x 8 10 10 10 x )
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
※詳細はTABをご参照ください。
なお、最後のコード進行は、Key: F のダイアトニックコード(本来使うべきコード)ではありません。
ですが、同主調(ルート音が同じ、今回の場合は Key: Fm のコード)を使用することで、フレーズの終わりに突き進んでいる感じを演出でき、最後の F に気持ちよく着地することができます。(これについても、より理論的なことを知りたい方は、是非ご自身で調べてみてください!)
この用法については、ユニゾンの他の曲(桜のあと、シャンデリア・ワルツ、ライドオンタイムなど)でも使われていますので、覚えておきましょう。
サビ
サビのコード進行は、以下のようになります。
B♭M7 (6×7765) → Am7 (5×5553) → Gm7 (3×3331) → C7 (x32310)
FM7 (1×221x) → Gm7 (3x333x) → Am7 (5x555x) → B♭M7 (6x776x) → C7 (8x898x)
B♭M7 (6×7765) → Am7 (5×5553) → D# (x6888x) → D (x5777x)
Gm7 (3x333x) →C7 (x3231x) → F (133211)
D# (x68886) → E (x79997) → F (x 8 10 10 10 8)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
他のパートと違って、1弦をしっかり鳴らしてきらびやかな音作りにします。
ギターソロ
ギターソロは、1,3弦の和音(ダブルストップ奏法)が中心のフレーズです。
基本的に右手は常に上下させて、リズミカルに演奏しましょう。また、フレーズのつなぎ目ではスライドを使って味付けしましょう。
※詳細はTABをご参照ください。
落ちサビ
落ちサビの冒頭は、ハイポジションの和音を演奏します。TABは下記の通りです。
※詳細はTABをご参照ください。
その後は、サビとBメロを混ぜたようなコード進行となります。
Gm7 (3x333x) →C7 (x3231x)
B♭ (x13331) → D# (x68886)→ F (x 8 10 10 10 8)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
ラスサビ
ラスサビは、基本的にサビの進行と同じですが、終盤でコードの繰り返しがあります。
B♭M7 (6×7765) → Am7 (5×5553) → Gm7 (3×3331) → C7 (x32310)
FM7 (1x221x) → Gm7 (3x333x) → Am7 (5x555x) → B♭M7 (6x776x) → C7 (8x898x)
B♭M7 (6×7765) → Am7 (5×5553) → D# (x6888x) → D (x5777x)
Gm7 (3x333x) → C7 (x3231x)(×3)
F (133211)
C# (x4666x) → D# (x6888x) → F (x 8 10 10 10 x) (×3)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
※詳細はTABをご参照ください。
まとめ
like coffeeのおまじないの解説は以上となります。
コードチェンジが忙しく裏拍も多いため、リズムが難しい曲となっています。メトロノームを使って、まずはローテンポから練習して、徐々に曲になれていきましょう。
参考動画
下記の作品に、ライブ映像が収録されています。
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