今回は、UNISON SQUARE GARDENのきみのもとへのギター演奏・ポイントを解説します。曲の流れに沿って、一緒に練習していきましょう。
曲の基本情報
曲の練習を始める前に、基本情報をおさらいしましょう。
- BPM: 138
- Key: F#
- Capo: なし
- 難易度: 中級者向け
- 収録アルバム: Populus Populus (3rd Album)
【本編】きみのもとへ ギター解説
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本ページとTABを突き合わせながらご覧ください。
※なお、著作権について詳しくはこちらをご参照ください。
イントロ
前半:バッキング
イントロの前半のコード進行は、以下の通りです。最初の1小節以外はブリッジミュートです。
いわゆる「4-5-3-6」の進行で、イントロのみならず、Aメロやサビの進行もすべてこの進行です。
B (x24442) → C# (x46664) → B♭m7 (x13121) → D#m7 (x68676) (×3)
B (x24442) → C# (x46664) → F# (244322)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
※詳細はTABをご参照ください。
なお、このパートは以下の3つのポイントを意識しながら演奏してみてください。
- 右手を常に上下にストロークして弾く(右手でリズムをとる)
- ミュートは左手で行う
- 音を伸ばすところは、右手を空振りする
これら3つのポイントは、とても重要です。特に、左手だけでなく右手を意識して練習することがとても大事です。ユニゾンのバッキングを演奏する際は、常に意識しましょう。
後半:リード
先ほどのバッキングパートと1番までの間奏のTABです。
※詳細はTABをご参照ください。
2~3弦の和音が多様されています。カッティングをいかにリズミカルに演奏できるかが肝となりますので、バッキングパートで示した3つのポイントを意識しつつ、リズミカルに演奏しましょう。
1番
Aメロ
Aメロのコード進行は下記の通りです。
B (x24442) → C# (x46664) → B♭m7 (x13121) → D#m7 (x68676) (×3)
B (x24442) → C# (x46664) → F# (244322)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
イントロとコード進行は同じですが、Aメロではブリッジミュートを使います。
※詳細はTABをご参照ください。
Bメロ
Bメロのコード進行はいわゆる「3-4-5-6」の進行です。ミュートをしっかり行うようにしましょう。
B♭m7 (x13121) → B (x24442) → C# (x46664) → D#m7 (x68676)
D#m7 (x68676) → C# (x46664)
B♭m7 (x13121) → B (x24442) → C# (x46664)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
サビ
サビはイントロと同じコード進行を2回繰り返します。
B (x24442) → C# (x46664) → B♭m7 (x13121) → D#m7 (x68676) (×3)
B (x24442) → C# (x46664) → F# (244322)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
間奏
イントロの後半と同じく、カッティングのリフを演奏します。
※詳細はTABをご参照ください。
2番
Aメロ
基本的には1番と同様のブリッジミュートですが、最初2小節は違う弾き方をします。
※詳細はTABをご参照ください。
付点8分ディレイを使用し、1音目だけ鳴らしてTABに表記のタイミングで音が鳴るようにエフェクターの設定をします。
【付点8分】
付点8分音符とは、16分音符3個分の長さの音符を指します。長さとしては4分音符と8分音符の中間となります。

なお「付点8分ディレイ」とは、この付点8分音符の長さで音が鳴るように設定したディレイのことを指します。
※付点8分ディレイについて詳しくはこちらの動画をご参照ください。
Bメロ
基本的に1番と同様ですが、最後のサビへの繋ぎにブレイクが入ります。
サビ
1番と同様です。
Cメロ (Key: G)
Cメロでは転調(キーが半音上がる)するため、これまでとコード進行が全く違います。
G (320033) → D (xx0232) → Cadd9 (x32030) → B7 (x21202)
G (320033) → D (xx0232) → Bm7 (x24232)
A (x02220) → B♭ (x13331) → C (x35553)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
ギターソロ(Live ver.)
ソロパートは、イントロのリード似たような演奏をするので、ここでもカッティングをいかにリズミカルに演奏できるかが肝となります。
ライブバージョンのTABを掲載しますが、ライブごとに微妙に違う演奏をしますので、みなさんも適宜アレンジして演奏しましょう。
※詳細はTABをご参照ください。
3番
Aメロ
前半8小節はN.C.となります。
後半からは、これまでのAメロと同様にブリッジミュートを多用したコード弾きとなります。
ラスサビ
ラスサビはこれまでのサビと同様のコード進行を2回繰り返します。
B (x24442) → C# (x46664) → B♭m7 (x13121) → D#m7 (x68676) (×3)
B (x24442) → C# (x46664) → F# (244322)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
アウトロ
前半の8小節は、ラスサビに引き続きコード弾きをします。
B (x24442) → C# (x46664) → B♭m7 (x13121) → D#m7 (x68676) (×4)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
後半は、イントロとほぼ同じカッティングリフを演奏します。
※詳細はTABをご参照ください。
まとめ
きみのもとへの解説は以上となります。
一つひとつのコードやリフ自体は難しくないですが、カッティングが多く、リズム感を要する曲となっています。メトロノームを使いながら、表拍・裏拍を意識しながら練習して、マスターしましょう!
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