今回は、UNISON SQUARE GARDENのフライデイノベルスのギター演奏・ポイントを解説します。曲の流れに沿って、一緒に練習していきましょう。
曲の基本情報
曲の練習を始める前に、基本情報をおさらいしましょう。
- BPM: 175
- Key: E (Capo:2 表記では D)
- Capo: 2
- 難易度: 中級者~上級者向け
- 収録アルバム: Dr.Izzy (6th Album)
【本編】フライデイノベルス ギター解説
※本解説では、Patrick Vegee tourの演奏を参考にしています。ライブごとにコードの押さえ方が違う可能性がありますので、あくまで一例としてご確認ください。
当サイトでは、著作権の都合上TABを直接掲載することができないため、スコア販売サイトPiascoreにてTABを販売する形でご提供しています。
各パートごとにTABのどこを参照すればよいか記載しておりますので、本ページとTABを突き合わせながらご覧ください。(小節左上の数字を記載しています。)
※なお、著作権について詳しくはこちらをご参照ください。
※コード進行はすべてCapo:2 表記です。
イントロ
前半
イントロ前半のコード進行は下記の通りです。
Dadd9 (xx0230) → Dadd9 on C# (x40230) → Dadd9 on B (x20230) → Dadd9 on A (x02230)
G (320033) → B♭ (x1333x) → A (x02220)
D (xx0232) → C#m7-5 (x4545x) → B♭dim7 (x12020) → Bm7 (x2023x)
Em (022000) → A (x02220)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
なお、赤マーカー部分はアルペジオです。
※詳細はTABをご参照ください。
後半
イントロ後半は2音のパワーコードのリフとなります。この曲のメインとなるリフです。
高速でストロークしつつ、左手のスライドも速いです。16分のテンポで常に右手を上下させて必要なところだけ弦を鳴らすとテンポをつかみやすいです。
※詳細はTABをご参照ください。
1番
Aメロ
1番のAメロのコード進行は下記の通りです。
Em (022000) → A (x02220) → D (xx0232) → Bm7 (x24232) (×3)
Em (022000) → A (x02220) → D (xx0232) → D#dim7 (xx1212)
Em (022000) → A (x02220) → D (xx0232) → Bm7 (x24232) (×3)
Em (022000) → A (x02220) → D (xx0232)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
※詳細はTABをご参照ください。
Bメロ
Bメロのコード進行は下記の通りです。
最後の部分は3音のパワーコードを鳴らします。
Cadd9 (x32030) → B7 (x21202) → Em (022000) → Gm (355333)
F#m (244222) → B7 (x24242)
Em (022000) → F#m7 (2x222x) → G (320033) → A (x02220)
G (355xxx) → G# (466xxx) → A (577xxx)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
サビ
サビはイントロ前半と同じコード進行で、通常のコード弾きをします。
Dadd9 (xx0230) → Dadd9 on C# (x40230) → Dadd9 on B (x20230) → Dadd9 on A (x02230)
G (320033) → B♭ (x1333x) → A (x02220)
D (xx0232) → C#m7-5 (x4545x) → B♭dim7 (x12020) → Bm7 (x2023x)
Em (022000) → A (x02220)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
間奏:1番サビ後
イントロ後半と同じパワーコードのリフです。
※詳細はTABをご参照ください。
2番
Aメロ
2番のAメロはハイフレットのコード弾きです。
1番と異なり、7th や 9th コードを活用してオシャレな響きにしています。
Em7(9) (x7577x) → A7 (5x565x) → Dadd9 (x57755) → Bm7 (7x777x) (×3)
Em7(9) (x7577x) → A7 (5x565x) → DM7add9 (x57655)
Em7(9) (x7577x) → A7 (5x565x) → Dadd9 (x57755) → Bm7 (7x777x) (×3)
Em7(9) (x7577x) → A7 (5x565x) → Dadd9 (x57755)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
なお、赤マーカー部分は指弾きとなります。具体的な弾き方はTABをご参照ください。
※詳細はTABをご参照ください。
Bメロ
1番と同様です。
サビ
1番と同様です。
間奏:2番サビ後
2番サビ後の間奏は、2音のパワーコードのリフを繰り返します。
※詳細はTABをご参照ください。
キメのリズムに注意しましょう。特に3回目(No.61-62)は、前の小節の裏拍からスタートし、6音が等間隔で鳴るようにします(一時的にBPMが遅くなるようなイメージです)。
なお、最後はダブルストップ奏法のリフとなります。スライドを多用するので音が滑らかにつながるようにしましょう。
3番
落ちサビ
落ちサビはイントロの前半と同様のアルペジオです。
なお、これまでにはなかった B♭ (x13331) が繋ぎとして挿入されています。
Dadd9 (xx0230) → Dadd9 on C# (x40230) → Dadd9 on B (x20230) → Dadd9 on A (x02230)
G (320033) → B♭ (x1333x) → A (x02220)
D (xx0232) → C#m7-5 (x4545x) → B♭dim7 (x12020) → Bm7 (x20230)
Em (022000) → B♭ (x1333x) → A (x02220)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
※詳細はTABをご参照ください。
ラスサビ
ラスサビはこれまでのサビと概ね同様の進行です。
Dadd9 (xx0230) → Dadd9 on C# (x40230) → Dadd9 on B (x20230) → Dadd9 on A (x02230)
G (320033) → B♭ (x1333x) → A (x02220)
D (xx0232) → C#m7-5 (x4545x) → B♭dim7 (x12020) → Bm7 (x2023x)
Em (022000) → F#m7 (2x222x) → G (320033) → A (x02220)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
なお、最後にこれまでのサビと違うコードが繋ぎとして挿入されています。
アウトロ
アウトロは2音のパワーコードのリフです。
※詳細はTABをご参照ください。
なお、最後のダブルストップ奏法ですが、途中からリズムが3拍子となるためタイミングに注意しましょう。
まとめ
フライデイノベルスの解説は以上となります。
難しいテクニックを使ったギターソロはありませんが、スライドを多用したり、タイミングを合わせるのが難しい演奏が多々登場します。
今自分が鳴らしている音がどのタイミングなのか理解できるように、TABをしっかり確認しましょう。
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