今回は、UNISON SQUARE GARDENのto the CIDER ROADのギター演奏・ポイントを解説します。曲の流れに沿って、一緒に練習していきましょう。
曲の基本情報
曲の練習を始める前に、基本情報をおさらいしましょう。
- BPM: 186
- Key: F (Capo:1 表記では E)
- Capo: 1
- 難易度: 初心者~中級者向け
- 収録アルバム: CIDER ROAD (4th Album)
【本編】to the CIDER ROAD ギター解説
当サイトでは、著作権の都合上TABを直接掲載することができないため、スコア販売サイトPiascoreにてTABを販売する形でご提供しています。
各パートごとにTABのどこを参照すればよいか記載しておりますので、本ページとTABを突き合わせながらご覧ください。(小節左上の数字を記載しています。)
※なお、著作権について詳しくはこちらをご参照ください。
※コード進行はすべてCapo:1 表記です。
イントロ
前半
バッキングパートは、コードを「ジャーンジャジャーン」と鳴らします。音をしっかり伸ばし、途切れないように注意しましょう。
※詳細はTABをご参照ください。
なお、この部分の前で流れるイントロのギターは同期音源です。CD音源では曲全体でストリングスなどがかかっていますが、ライブの場合は同期を流すのはこのパートまでです。
後半
リードパートは、オクターブとチョーキングを使用します。フレーズ自体は難しくありませんが、裏拍を多用しますので、リズムがずれないようにメトロノームを使って練習しましょう。
※詳細はTABをご参照ください。
1番・2番
※Aメロ~間奏までは1番と2番で全く同じ演奏をします。
Aメロ
Aメロは下記のコード進行を2回繰り返します。
途中の Bm7 は本来 Key: E のコードではありませんが、スパイスとして演奏しています。
E (022100) → Aadd9 (x02200) → E (022100) → Bm7 (x24232) → E (022100)
Aadd9 (x02200) → G#m7(#5) (4×4400) → F#m7(11) (2×2200) → B7 (x21202)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
Bメロ (Key: Em)
Bメロで転調があるため、他の部分とコード進行が大きく変わります。
Cadd9 (x32033) → G (320033)
Am (x02210) → B7 (x21202) → Em (022000) → Dadd9 (x54x55)
Cadd9 (x32033) → B7 (x21202) → Em (022000)
F (133211 / x332xx) → B7 (x21202)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
なお、冒頭はアルペジオとなります。
このアルペジオを含めて、ストロークパターンはTABをご覧ください。
※詳細はTABをご参照ください。
サビ
サビのコード進行は以下の通りです。特殊なコードに注意してください。
E (022100) → B7 (x21202) → G#7 (4x454x) → C#m7 (x46454)
D#dim7 (xx1212) → G#7 (4x454x) → C#m7 (x46454) → B♭dim7 (x1202x)
Aadd9 (x02200) → B7 (x21202)
E (022100) → B7 (x21202) → G#7 (4x454x) → C#m7 (x46454) → D (x5777x)
(※1) → F#m7(11) (2×2200) → Cadd9 (x32033) → Dadd9 (x54x55)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
(※1)の部分でハイポジションの和音が混ざります。
※詳細はTABをご参照ください。
間奏:サビ後
間奏は、開放弦を組み合わせたリフとなります。下記のTABをご参照ください。
※詳細はTABをご参照ください。
ギターソロ
ギターソロの演奏ポイントは以下の3つです。これらを意識して練習しましょう。
- 前の間奏の最後の2拍は、3~4弦の和音をスライドする。
- 最初の和音は、すべてダウンピッキングで演奏する
- スライドやビブラートを多用して、ニュアンスを出す
※詳細はTABをご参照ください。
3番
Bメロ (Key: Em)
Bメロのコード進行は1番・2番と同様ですが、ストロークパターンが異なります(これまでほどキメを多用しません)。
Cadd9 (x32033) → G (320033)
Am (x02210) → B7 (x21202) → Em (022000) → Dadd9 (x54x55)
Cadd9 (x32033) → B7 (x21202) → Em (022000)
F (133211 / x332xx) → B7 (x21202)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
※詳細はTABをご参照ください。
ラスサビ
ラスサビのコード進行はこれまでのサビと同様です。なお、最後の6小節を2回繰り返します。
E (022100) → B7 (x21202) → G#7 (4x454x) → C#m7 (x46454)
D#dim7 (xx1212) → G#7 (4x454x) → C#m7 (x46454) → B♭dim7 (x1202x)
Aadd9 (x02200) → B7 (x21202)
E (022100) → B7 (x21202) → G#7 (4x454x) → C#m7 (x46454) → D (x5777x)
(※1) → F#m7(11) (2×2200) → Cadd9 (x32033) → Dadd9 (x54x55) (×2)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
アウトロ
アウトロは、イントロのリードパートと概ね同じフレーズです。
※詳細はTABをご参照ください。
まとめ
to the CIDER ROADの解説は以上となります。
ユニゾンの曲の中では比較的難易度が低く、かつ人気曲のため、とっつきやすいと思います。
また、ユニゾンの曲でよく出てくるコード進行が散りばめられていますので、初心者の方はぜひチャレンジしてみて下さい。
参考動画
下記の作品に、ライブ映像が収録されています。
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