今回は、UNISON SQUARE GARDENの箱庭ロック・ショーのギター演奏・ポイントを解説します。曲の流れに沿って、一緒に練習していきましょう。
曲の基本情報
曲の練習を始める前に、基本情報をおさらいしましょう。
- BPM: 128
- Key: Bm (Capo:2 表記では Am)
- Capo: 2
- 難易度: 中級者向け
- 収録アルバム: 新世界ノート (1st Mini Album)、UNISON SQUARE GARDEN (1st Album)、DUGOUT ACCIDENT (Best Album)
【本編】箱庭ロック・ショー ギター解説
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※コード進行はすべてCapo:2 表記です。
イントロ
イントロは、以下のコード進行を繰り返します。この曲の基本進行となります(さよなら第九惑星と同じです)。
FM7 (1x221x) → G (3x543x) → Em (022000) → Am (x02210)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
イントロでのストロークは、裏拍でのアップストロークをキレよく、かつある程度以上の強さで演奏できるようにする必要があります。16分のテンポで常に右手を振り続けるリズムを取りやすいです。
1番
Aメロ
Aメロでは、以下のコード進行を繰り返します。
ここでも、裏拍のアップストロークが重要となりますので、右手のトレーニングを徹底しましょう。
FM7 (1x221x) → G (3x543x) → Am (x02210)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
なお、1回し目最後の「Am」は少しアレンジしています。
FM7 (1x221x) → G (3x543x) → Am (x02210 → x02230 → x02220)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
Bメロ
Bメロでは、以下のコード進行となります。
FM7(♭5) (1×2200) → Em (022000) → Am (x02210) → B (x244xx) → C (x355xx)
FM7(♭5) (1×2200) → C (x355xx) → B♭ (x133xx) → Am (x02210)
B♭ (x133xx) → FM7 (1x221x) → G (3x543x)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
基本進行と概ね同じ押さえ方ですが、冒頭の FM7(♭5) (1×2200) は「FM7」の1~2弦を開放弦にすることで、ミステリアスな不協和音としています。
なお、最後のチョーキングは、以下のように演奏します。
※詳細はTABをご参照ください。
サビ
サビは、下記のコード進行を繰り返します。(Aメロと同じです)
FM7 (1x221x) → G (3x543x) → Am (x02210)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
間奏
間奏は、下記のコード進行を繰り返します。
FM7 (1x221x) → G (3x543x) → Em (022000) → Am (x02210)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
ただし、2回し目の Am のみ「Am7 (5x555x)」に変わるので、注意しましょう。
2番
Aメロ
2番のAメロについても基本的なコード進行は同様です。
なお、冒頭は以下のTABの通り演奏します。冒頭のコードは FM7 (1×2200) です。
※詳細はTABをご参照ください。
Bメロ
1番と同様のコード進行です。ただし、最後のチョーキングは無くなります。
ギターソロ
ギターソロはかなり長いですが、下記のポイントを抑えたうえで練習しましょう。
- 単音カッティングがメイン
→鳴らさない弦を左手でしっかりミュートする - 一部で裏拍のチョーキングかつカッティングが必要
→アップストロークを強く & その後のミュートを右手でタイミングよく - 上記をある程度マスターしたら、ニュアンスを出すよう心掛ける
→右手の強弱、左手のスライド・ビブラートなどを混ぜて、演奏に色をつける
※詳細はTABをご参照ください。
3番
Cメロ
ギターソロ後のCメロのコード進行は下記の通りです。
前半は、1~2弦の開放弦を活用したきらびやかなコード進行となっています。後半は、基本進行と似たようなコードを繰り返します。
CM7 (x35500) → G6 (355400) → Em (022000) → Am (x02210)
FM7 (1x221x) → G (3x543x)
CM7 (x35500) → G6 (355400) → E (022100) → Am (x02210)
FM7 (1x221x) → G (3x543x)
Em (022000) → Am (x02210) → FM7 (1x221x) → G (3x543x) (繰り返し)
Em (022000) → Am (x02210) → B♭ (x133xx) → F (133211)
G (3x543x → 3×553x → 3x543x)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
ラスサビ
ラスサビの冒頭のみ、コード進行がやや異なります。
FM7 (1x221x) → Em (022000) → Am (x02210) → CM7 (x35500)
Fdim7 (xx3434) → G6 (355400) → CM7 (x35500)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
これ以降は、以前のサビ・イントロと同様に基本進行の繰り返しとなります。
FM7 (1x221x) → G (3x543x) → Am (x02210) (繰り返し)
FM7 (1x221x) → G (3x543x) → Em (022000) → Am (x02210) (繰り返し)
FM7 (1x221x) → G (3x543x) → Am (xxxx55) (一番最後のみ)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
アウトロ
アウトロは、イントロ・間奏と同様の基本進行となります。
FM7 (1x221x) → G (3x543x) → Em (022000) → Am (x02210)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
ただし、2回し目の最後は「Am」に少しアレンジがなされます
FM7 (1x221x) → G (3x543x) → Em (022000)
Am (x02230 → x02210 → x02230 → x02210)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
また、曲の一番最後の部分は、下記のように演奏します。
※詳細はTABをご参照ください。
まとめ
箱庭ロック・ショーの解説は以上となります。
この曲はカッティング、アップストローク、裏拍の練習にはもってこいの曲です。メトロノームを使って何度も練習することで、リズム感を鍛え上げましょう!
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