今回は、UNISON SQUARE GARDENのお人好しカメレオンのギター演奏・ポイントを解説します。曲の流れに沿って、一緒に練習していきましょう。
曲の基本情報
曲の練習を始める前に、基本情報をおさらいしましょう。
- BPM: 122
- Key: F
- Capo: なし
- 難易度: 中級者~上級者向け
- 収録アルバム: CIDER ROAD (4th Album)
【本編】お人好しカメレオン ギター解説
※本解説では、プログラム15thの演奏を参考にしています。ライブごとにコードの押さえ方が微妙に違っていますので、あくまで一例としてご確認ください。
当サイトでは、著作権の都合上TABを直接掲載することができないため、スコア販売サイトPiascoreにてTABを販売する形でご提供しています。
各パートごとにTABのどこを参照すればよいか記載しておりますので、本ページとTABを突き合わせながらご覧ください。(小節左上の数字を記載しています。)
※なお、著作権について詳しくはこちらをご参照ください。
イントロ
みなさんご存じの通り、ライブ(プログラム15th)ではアカペラとなります。
CD音源では、サビと同じコード進行となります。
Aメロ
1番
1番のAメロは、下記のコード進行となります。(同じ進行を2回繰り返します。)
F (133211) → B♭ (x13331) → F (133211)
Dm (x57765) → C (x35553) → B♭ (x13331) → C (x35553)
Am (577555) → Dm (x57765) → Am (577555) → Dm (x57765)
B♭ (x13331) → C (x35553)
(※ここまで繰り返し)
F (133211)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
2番
2番は、1~3弦の和音→アルペジオとなります。
※詳細はTABをご参照ください。
特にアルペジオのパートは、ボーカルとのタイミング調整が非常に難しいです。メトロノームのテンポを遅くして徐々にタイミングを合わせていきましょう。
Bメロ
Bメロは5弦ルートのオクターブ奏法となります。
※詳細はTABをご参照ください。
演奏中意識することはないと思いますが、途中2/4拍子が入っていますので注意しましょう。
なお、最後の2小節はストロークのタイミングが特殊ですので、しっかり確認しておきましょう。
サビ
サビでは、下記のコード進行を2回繰り返します。
F (133211) → Am (577555) → Dm (x57765)
B♭ (x13331) → F (133211) → Gm (355333) → C (x35553)
F (133211) → C#dim7 (x4535x) → A7 (x02020) → Dm (xx0231)
B♭ (x13331) → C (x35553) → F (133211)
B♭ (x13331) → C (x35553) (※1回し目のみ)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
Cメロ
Cメロのコード進行は下記の通りです。
D# (x68886) → C (x35553)
F (133211) → Am (577555) → Dm (x57765)
B♭ (x13331)→ C (x35553)
Dm (x57765) → DmM7 (x57665) → Dm7 (x57565) → G (355433)
B♭ (x13331) → C (x35553)
Gm (355333) → Am (577555) → B♭m (688666) → C (x35553)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
赤マーカー部分のコード進行はCメロやサビで頻出のコード進行で、構成音が1音ずつ下がるクリシェ進行の代表例です。(クロスハート1号線、アトラクションがはじまる、デイライ協奏楽団、お人好しカメレオン etc…)
ラスサビ
ラスサビは概ねこれまでのサビと同じコード進行を繰り返します。
まず、最初の落ちサビでは、サビのコード進行の終盤をカットした進行です。
F (133211) → Am (577555) → Dm (x57765)
B♭ (x13331) → F (133211) → Gm (355333) → C (x35553)
F (133211) → C#dim7 (x4535x) → A7 (x02020) → Dm (xx0231)
B♭ (x13331) → C (x35553)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
次に、サビと全く同じ進行を演奏します。
F (133211) → Am (577555) → Dm (x57765)
B♭ (x13331) → F (133211) → Gm (355333) → C (x35553)
F (133211) → C#dim7 (x4535x) → A7 (x02020) → Dm (xx0231)
B♭ (x13331) → C (x35553) → F (133211)
B♭ (x13331) → C (x35553) (※1回し目のみ)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
最後に、下記の通り4-5-3-6進行を演奏します。
B♭ (x13331) → C (x35553) → Am (577555) → Dm (x57765)
B♭ (x13331) → C (x35553)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
アウトロ
アウトロは、下記の通りのギターソロとなります。
※詳細はTABをご参照ください。
1・4小節目で2~3弦を高速で行ったり来たりする部分がありますので、ローテンポからじっくり練習して右手を慣らしていきましょう。ポイントは、ピックを強く握りすぎず適度に力を抜くことです。
最後に、1番のAメロと概ね同じコード進行を演奏します。
F (133211) → B♭ (x13331) → F (133211)
Dm (x57765) → C (x35553) → B♭ (x13331) → C (x35553)
Am (577555) → Dm (x57765) → Am (577555) → Dm (x57765)
B♭ (x13331) → C (x35553) → F (133211)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
まとめ
お人好しカメレオンの解説は以上となります。
コード部分についてはさほど難しくはありませんが、2番Aメロのアルペジオ、Bメロのオクターブなど、歌いながら演奏するのが難しい箇所が散りばめられています。
ですが、テンポを遅くしてしっかり練習を積み重ねれば確実に演奏できる曲だと思いますので、是非挑戦してみてください。
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