今回は、UNISON SQUARE GARDENのシューゲイザースピーカーのギター演奏・ポイントを解説します。曲の流れに沿って、一緒に練習していきましょう。
曲の基本情報
曲の練習を始める前に、基本情報をおさらいしましょう。
- BPM: 182
- Key: D#m
- Capo: なし
- 難易度: 上級者向け
- 収録アルバム: Catcher In The Spy (5th Album)
【本編】シューゲイザースピーカー ギター解説
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本ページとTABを突き合わせながらご覧ください。
※なお、著作権について詳しくはこちらをご参照ください。
ライブ版イントロ – fun time ACCIDENT 2 ver. –
2015年の fun time ACCIDENT 2 で演奏された、ライブ版イントロセッションのTABです。
※詳細はTABをご参照ください。
序盤はコード弾きに始まり、ハイフレットの3音の和音がメインとなります。
カッティングがメインで高速ストロークも登場しますので、ミュートをしっかり行いつつ右手を柔軟に振りぬけるようにしましょう。
なお、各パートの見せ場の部分で、ギターは高速でハンマリングをする箇所があります。
左薬指の握力が必要となりますので、トレーニングしておきましょう。(ディストーションとオクターバーをかけるので、そこまで強い力を出さなくても綺麗になります。)
イントロ
イントロは、スピード感あるアグレッシブなフレーズとなっています。
イントロ①
コードの部分は、6弦や5弦のルート音をしっかり鳴らすことで、厚みのある音になります。また、ストロークが高速なので、右手首を柔らかくしておきましょう。
※詳細はTABをご参照ください。
イントロ②
単音の部分についても、非常に高速ですので、スローテンポで1音1音丁寧に練習していきましょう。
なお、この曲の単音弾きの部分は、すべてディストーションとオクターバー(1オクターブ下を重ねる設定)をかけます。
※詳細はTABをご参照ください。
1番
Aメロ
1番のAメロはクリーンでコードを鳴らします。
ボーカルがメインとなるため、ギターは特段難しくありません。
冒頭のコード:Badd9 (x24422)
終盤のコード:D#m7 (x68676) → F# (244322)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
なお、途中でイントロ②で演奏した単音リフをもう一度演奏します。
※詳細はTABをご参照ください。
サビ
サビのコード進行は以下の通りです。
B (x24442) → Bm7 (x24232) → B♭m7 (x13121) → D#m7 (x68676)
B (x24442) → Bm7 (x24232) → B♭m7 (x13121) → D#m7 (x68676)
Cdim7 (x34242) → G#m (466444) → C# (x46664)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
2番
Aメロ
2番のAメロは、イントロと同じようなコード進行です。
ミュートをしっかり行い、音のメリハリをつけるようにしましょう。
※詳細はTABをご参照ください。
サビ
1番と同様です。
ギターソロ
ギターソロのリズムは変拍子で、「7拍子(7/4 拍子)」(=7拍で1小節)となります。
※詳細はTABをご参照ください。
ただし、最後のみ通常の 4拍子(4/4拍子)に戻るため、次のパートに移る際はテンポに十分注意しましょう。
3番
ラスサビ前
イントロと同様の高速ストロークのコード進行です。
※詳細はTABをご参照ください。
ラスサビ
これまでのサビと同様の進行です。なお、尺が2倍ほどになっています。
B (x24442) → Bm7 (x24232) → B♭m7 (x13121) → D#m7 (x68676) (×3)
B (x24442) → Bm7 (x24232) → B♭m7 (x13121) → D#m7 (x68676)
Cdim7 (x34242) → G#m (466444) → C# (x46664) → G#m (466444) → C# (x46664)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
アウトロ
アウトロは、ギターソロの前半のフレーズと同じです。7拍子となるため、リズムパターンに注意しましょう。
※詳細はTABをご参照ください。
まとめ
シューゲイザースピーカーの解説は以上となります。
コードストロークや単音弾きが高速だったり、リズムパターンが難しく、ギター単体でも非常に難易度が高いです。
加えて、ボーカルの音程の上下も激しく、ギターボーカルとしての難易度は最難関クラスと言えます。一つひとつの演奏を焦らず丁寧に習得することで、曲全体をじっくり理解してマスターしましょう!
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