【TAB】サンポサキマイライフ (Live ver.) ギター解説

中級者~上級者向け

今回は、UNISON SQUARE GARDENのサンポサキマイライフのギター演奏・ポイントを解説します。曲の流れに沿って、一緒に練習していきましょう。

※スマートフォンの方は横向きにすると非常に見やすくなります。

曲の基本情報

曲の練習を始める前に、基本情報をおさらいしましょう。

  • BPM: 175
  • Key: F#
  • Capo: なし
  • 難易度: 中級者~上級者向け
  • 収録アルバム: UNISON SQUARE GARDEN (1st Album)

【本編】サンポサキマイライフ ギター解説

当サイトでは、著作権の都合上TABを直接掲載することができないため、スコア販売サイトPiascoreにてTABを販売する形でご提供しています。

本ページとTABを突き合わせながらご覧ください。

※なお、著作権について詳しくはこちらをご参照ください。

イントロ

前半

曲の冒頭は F#7 (x9897x) から始まります。TABは下記の通りです。

※詳細はTABをご参照ください。

小節 No.11~12 では、ライブごとに異なる演奏をしています。私は高フレットのあたりをスライドしながらブラッシングしていますが、特に決まりはありませんので好きにアレンジしてください

その後は、5~6弦の単音リフを4回繰り返します。

※詳細はTABをご参照ください。

なお、リフの2音目は2フレットからスタートし、9フレットに着地するスライドですが、指をずらすタイミングに十分注意しましょう。具体的には、6弦の9フレットに到達したらすぐに5弦7フレットに移動するイメージです。

後半

最初はギターのみ演奏します。コード進行は下記の通りです。

BM7 (x2134x) → B7 (x2124x)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。

このコード進行ですが、3弦を押さえる難易度が最難関クラスです。個人的には人体の構造を超越したかなり無理のあるコードフォームだと思っていますので、本家通りのコードフォームとする必要はないと思います。(コードフォームのアレンジについては次の部分でお話しします。)

その後「ハイ!!」の後にベースとドラムが入ります。コード進行は下記の通りです。

BM7 (x2134x) → F#m7 (2x222x) → B♭m7 (6466xx) → D#7 (x6568x)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。

このコード進行でも押弦が難しい D#7 (x6568x) というコードが登場します。

本家の押さえ方はかなり指を開きますので、私はコードフォームをアレンジして頑張って押さえています。両方の画像を載せておきますので、ご参考までに。

本家の D#7 (x6568x) の押さえ方です。(公式YouTubeチャンネルのティザー映像より抜粋)
私の D#7 (x6568x) 押さえ方です(これでもかなりギリギリですが…)

なお、本パートのストロークパターンはTABに記載しています。

※詳細はTABをご参照ください。

1番

Aメロ

1番のAメロはTABの通りです。

※詳細はTABをご参照ください。

演奏は一部分だけですが、カッティングやシンコペーション(裏拍でコードチェンジすること)があるため、右手のアップストロークを鍛えておく必要があります

※シンコペーションの具体例はこちらをご参照ください。(動画本編 2:22 あたり)

Bメロ (Key: G#m)

Bメロのコード進行は下記の通りです。しれっと Key: G#m に転調します。

なお、シンコペーションの箇所に赤マーカーを付けています。

E (02xxxx) → F# (13xxxx) → D#m7 (x68xxx) → G#m7 (46xxxx)

C#m7 (x46454) → D#m7 (x68676) → E (x7999x) → Fdim (x 8 9 10 9 x)
F# (x 9 11 11 11 x) → D# (x6888x)

※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。

サビ

サビのコード進行は下記の通りです。

Bメロと同じく、シンコペーションの箇所(裏拍でコードチェンジするところ)に赤マーカーを付けています。

B (x244xx) → C# (x466xx) → B♭m7 (6466xx) → D#m7 (x68676)
B (x244xx) → C# (x466xx) → D#m7 (x68676) → F# (244322)

B (x244xx) → C# (x466xx) → B♭m7 (6466xx) → D#m7 (x68676)
B (x244xx) → C# (x466xx) → D#m7 (x68676) → D#7 (x68686)

B (x244xx) → C# (x466xx) → F# (244322)B♭m7 (x133xx)
B (x244xx) → C# (x466xx)
→ F# (244322)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。

間奏

イントロの後半と同様です。

BM7 (x2134x) → F#m7 (2x222x) → B♭m7 (6466xx) → D#7 (x6568x)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。

※詳細はTABをご参照ください。

2番

Aメロ

2番のAメロは、1番の亜種のような演奏をします。

特に後半はカッティングがメインとなりますので、1番と同様に右手のストロークを鍛えておくようにしましょう。

※詳細はTABをご参照ください。

Bメロ

1番と同様です。

E (02xxxx) → F# (13xxxx) → D#m7 (x68xxx) → G#m7 (46xxxx)

C#m7 (x46454) → D#m7 (x68676) → E (x79997) → Fdim (x89797)
F# (x 9 11 11 11 9) → D# (x68886)

※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。

サビ

1番と概ね同様です。

B (x244xx) → C# (x466xx) → B♭m7 (6466xx) → D#m7 (x68676)
B (x244xx) → C# (x466xx) → D#m7 (x68676) → F# (244322)

B (x244xx) → C# (x466xx) → B♭m7 (6466xx) → D#m7 (x68676)
B (x244xx) → C# (x466xx) → D#m7 (x68676) → D#7 (x68686)

B (x244xx) → C# (x466xx) → F# (244322)B♭m7 (x133xx)
B (x244xx) → C# (x466xx)
→ F# (244322)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。

ギターソロ

前半

ギターソロの前半は、主に4~5弦のリフを繰り返します。

基本的に同じリフを繰り返すのですが、6回目だけ3連符のキメとなります。

※詳細はTABをご参照ください。

後半 (Live ver.)

ギターソロの後半は下記の通りです。ライブバージョンのTABを載せています。

CD音源と比べてかなり尺が長くなっています。ライブごとに演奏が微妙に異なるのですが概ね下記のような演奏をしますので、ご参考までに。

※詳細はTABをご参照ください。

そして、一番最後の4小節(CD音源では2小節)は、イントロで演奏した5~6弦のリフが登場します。

なお、最後のブレイクは 2/4 小節となっていますので、テンポに注意しましょう。

3番

Bメロ

3番のBメロは、これまでのBメロと同じコード進行です。

なお、冒頭は表拍からスタートしますので、注意しましょう。

E (02xxxx) → F# (13xxxx) → D#m7 (x68xxx) → G#m7 (46xxxx)

C#m7 (x46454) → D#m7 (x68676) → E (x7999x) → Fdim (x 8 9 10 9 x)
F# (x 9 11 11 11 x) → D# (x6888x)

※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。

また、3番のBメロでは、一番最後のコードの後に単音弾きを演奏します。

※詳細はTABをご参照ください。

ラスサビ

これまでのサビと同様です。

B (x244xx) → C# (x466xx) → B♭m7 (6466xx) → D#m7 (x68676)
B (x244xx) → C# (x466xx) → D#m7 (x68676) → F# (244322)

B (x244xx) → C# (x466xx) → B♭m7 (6466xx) → D#m7 (x68676)
B (x244xx) → C# (x466xx) → D#m7 (x68676) → D#7 (x68686)

B (x244xx) → C# (x466xx) → F# (244322)B♭m7 (x133xx)
B (x244xx) → C# (x466xx)
→ F# (244322)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。

アウトロ

イントロの後半と同様です。尺が2倍になっているの注意しましょう。

BM7 (x2134x) → F#m7 (2x222x) → B♭m7 (6466xx) → D#7 (x6568x)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。

※詳細はTABをご参照ください。

そして、最後は B7 (x2124x) を弾いて締めます。

まとめ

サンポサキマイライフの解説は以上となります。

難しいフレーズは無いのですが、コードフォームの難易度が非常に高いです。そして、シンコペーションを多用するなど、リズムを取る難易度も高いです。ある程度ギターになれた方の練習曲として、是非挑戦してみてください。(くれぐれも左手を開く際は無理をしすぎないように…)

参考動画

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