今回は、UNISON SQUARE GARDENのプログラムcontinuedのギター演奏・ポイントを解説します。曲の流れに沿って、一緒に練習していきましょう。
曲の基本情報
曲の練習を始める前に、基本情報をおさらいしましょう。
- BPM: 186
- Key: E
- Capo: なし
- 難易度: 上級者向け
- 収録アルバム: DUGOUT ACCIDENT (Best Album)、Bee-Side Sea-Side 〜B-side Collection Album〜
【本編】プログラムcontinued ギター解説
当サイトでは、著作権の都合上TABを直接掲載することができないため、スコア販売サイトPiascoreにてTABを販売する形でご提供しています。
各パートごとにTABのどこを参照すればよいか記載しておりますので、本ページとTABを突き合わせながらご覧ください。(小節左上の数字を記載しています。)
※なお、著作権について詳しくはこちらをご参照ください。
イントロ
イントロはオクターブやダブルストップ奏法のフレーズです。
音の切り替わりが基本的裏拍ですので、右手のアップストロークを鍛えておきましょう。
※詳細はTABをご参照ください。
1番
Aメロ:前半
Aメロの前半は通常のコード進行です。
E (022100) → Aadd9 (x02200) → B7 (x21202) → C#m7 (x46454)
Aadd9 (x02200) → Am7 (x02010)
E (x7999x) → B on D# (x6987x) → C#m7 (x46454)
F#m7 (2×2200) → B7 (7x787x)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
赤マーカー部分のコード進行は他の曲でもよく出てくるコード進行です。(ライドオンタイム、アトラクションがはじまる、ワールドワイド・スーパーガール etc…)
Aメロ:後半
後半の冒頭はアルペジオとなります。押さえ方は異なりますが、コード進行自体は前半と同じです。
また、この部分は歌いながら演奏するのが大変困難な箇所です。メトロノームのテンポを遅くしてタイミングを確実に理解したうえで慣れていきましょう。
※詳細はTABをご参照ください。
アルペジオが終わった後は、Aメロ前半の終盤と似たコード進行となります。
E (x7999x) → B on D# (x6987x) → C#m7 (x46454)
F#m7 (2×2200) → G#m7 (4×4400)
Aadd9 (x02200) → B7 (x21202) → E (022100)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
Bメロ
Bメロのコード進行は下記の通りです。
なお、最初のコードは G#m7 (4x444x) ではなく E (022100) です。ベースは G# を弾くので、間違えないように注意しましょう。(弾き語りの際は E on G# (4×2100) を弾くといいかもしれません)
E (022100) → Aadd9 (x02200) → B7 (x21202) → C#m7 (x46454)
F#m7 (2×2200) → G#m7 (4×4400) → Aadd9 (x02200)
B7 (x21202) → Aadd9 (x02200) → G#m7 (4×4400) → F#m7 (2×2200)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
サビ
サビのコード進行は以下の通りです。
E (022100) → Aadd9 (x02200) → G#m7 (4×4400) → C#m7 (x46454)
Aadd9 (x02200) → G#m7 (4×4400) → F#m7 (2×2200) → B7 (x21202)
E (022100) → Aadd9 (x02200)
G#m7 (4×4400) → Cdim7 (x34242) → C#m7 (x46454) → B (x2444x)
A (x02220) → B (x24442) → G#m (x46454) → C#m (x46654)
D (xx0232) → B7 (x21202) → Aadd9 (x02200)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
曲のコンセプト的に当然ではあるのですが、フルカラープログラムと似たコード進行となっています。
間奏
1番と2番の間奏は、イントロのオクターブフレーズを途中まで演奏します。
※詳細はTABをご参照ください。
2番
Aメロ
Aメロは1番の後半と同じコード進行ですが、前半はハイフレットの和音となります。
※詳細はTABをご参照ください。
後半は1番と同様です。
E (x7999x) → B on D# (x6987x) → C#m7 (x46454)
F#m7 (2×2200) → G#m7 (4×4400)
Aadd9 (x02200) → B7 (x21202) → E (022100)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
Bメロ
Bメロは1番よりもコンパクトな尺になっています。
E on G# (47xxxx) → Aadd9 (57xxxx) → B7 (76xxxx) → C#m7 (97xxxx)
F#m7 (2×2200) → G#m7 (4×4400) → Aadd9 (x02200) → B7 (x21202)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
また、前半は5~6弦のパワーコードを3連符で演奏します。
※詳細はTABをご参照ください。
サビ
サビのコード進行は1番とほぼ同じです。
E (022100) → Aadd9 (x02200) → B7 (x21202) → C#m7 (x46454)
Aadd9 (x02200) → G#m7 (4×4400) → F#m7 (2×2200) → B7 (x21202)
E (022100) → Aadd9 (x02200)
G#m7 (4×4400) → Cdim7 (x34242) → C#m7 (x46454) → B (x2444x)
A (x02220) → B (x24442) → G#m (x46454) → C#m (x46654)
D (xx0232) → B7 (x21202)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
Cメロ
Cメロは1番 Aメロのアルペジオをローテンポにしたようなフレーズを演奏します。
※詳細はTABをご参照ください。
ギターソロ
ギターソロは、下記のポイントを抑えて演奏しましょう。
- 冒頭は前の小節の裏拍からスタートする
- 最初2小節のカッティングは鳴らすタイミングに注意する(とても間違いやすい)
- カッティングや最後のオクターブの右手を超高速で演奏する
→総じて、右手の使い方を強く意識して練習する - スライドを活用しスムーズかつ伸びやかな演奏を心がける
→ある程度フレーズを覚えてからでOK
※詳細はTABをご参照ください。
3番
Bメロ
ギターソロ後のBメロは、1番と概ね同様です。
なお、前半4小節は G#m7 (464444) 以降ギターは無音になります。
G#m7 (464444) → (N.C.)
F#m7 (2×2200) → G#m7 (4×4400) → Aadd9 (x02200)
B7 (x21202) → Aadd9 (x02200) → G#m7 (4×4400) → F#m7 (2×2200)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
ラスサビ:前半
ラスサビの冒頭は、3連符の単音弾きとなります。
ボーカルのタイミング(特に「ちっぽけな」の部分)と合わせるのが非常に難しいですので、ギタボの方は特に力を入れて練習しましょう。
※詳細はTABをご参照ください。
単音弾きの後は通常のコード弾きです。
最後のブレイクではしっかりミュートしてかっこよくキメましょう。
(N.C.) → (※単音弾き)
Aadd9 (x02200) → G#m7 (4×4400) → D (xx0232)
Aadd9 (x02200) → B7 (x21202)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
ラスサビ:後半
ラスサビの後半は、これまでのサビと似たコード進行です。
最後の部分はフルカラープログラムと同様、2回進行を繰り返します。
E (022100) → Aadd9 (x02200) → B7 (x21202) → C#m7 (x46454)
Aadd9 (x02200) → G#m7 (4×4400) → F#m7 (2×2200)
B7 (x21202) → Cdim7 (x34242)
C#m7 (x46454) → Cdim7 (x34242) → Bm7 (x24232) → E (022100)
A (x02220) → B (x24442) → G#m (x46454) → C#m (x46654)
D (xx0232) → B7 (x21202)
A (x02220) → B (x24442) → G#m (x46454) → C#m (x46654)
D (xx0232) → B7 (x21202) → Aadd9 (x02200)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
赤マーカー部分の進行ですが、ルート音が1音ずつ下がるクリシェの応用コードとなっています。
本来は、ルート音のみ音程を下げていくのですが、あえてコード全体の音程を下げる(ギターの場合スライドさせる)ことで、おしゃれな進行にしています。
アウトロ
アウトロについてもフルカラープログラム同様、下記のような進行となります。
E (022100) → Aadd9 (x02200) → B7 (x21202) → C#m7 (x46454)
Aadd9 (x02200) → G#m7 (4×4400) → F#m7 (2×2200) → B7 (x21202)
E (022100) → Aadd9 (x02200) → B7 (x21202) → C#m7 (x46454)
F#m7 (2×2200) → G#m7 (4×4400) → Aadd9 (x02200) → B7 (x21202)
E (022100)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
まとめ
プログラムcontinuedの解説は以上となります。
曲全体を通してフルカラープログラムを感じさせるフレーズが多いですが、プログラムcontinuedの方が圧倒的に難易度が高いです。
特にギタボの人は歌いながら演奏するのが苦しい箇所が多々ありますので、一つひとつのパートを丁寧にタイミング調整していきましょう。
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