今回は、UNISON SQUARE GARDENのセンチメンタルピリオドのギター演奏・ポイントを解説します。曲の流れに沿って、一緒に練習していきましょう。
曲の基本情報
曲の練習を始める前に、基本情報をおさらいしましょう。
- BPM: 184
- Key: F# (Capo:4 表記では D)
- Capo: 4
- 難易度: 中級者~上級者向け
- 収録アルバム: 新世界ノート (1st Mini Album) 、UNISON SQUARE GARDEN (1st Album)
【本編】センチメンタルピリオド ギター解説
当サイトでは、著作権の都合上TABを直接掲載することができないため、スコア販売サイトPiascoreにてTABを販売する形でご提供しています。
各パートごとにTABのどこを参照すればよいか記載しておりますので、本ページとTABを突き合わせながらご覧ください。(小節左上の数字を記載しています。)
※なお、著作権について詳しくはこちらをご参照ください。
※コード進行はすべてCapo:4 表記です。
ライブ版イントロ
ライブではAメロと同じコード進行を最初に演奏します。
なお、途中からは2番のAメロと同様のアルペジオを演奏します。
※詳細はTABをご参照ください。
イントロ
イントロはオクターブ奏法となります。TABは次の通りです。
※詳細はTABをご参照ください。
1番
Aメロ
Aメロのコード進行は、Dadd9を基軸とした押さえ方となります。
Dadd9 (xx0230) → Dadd9 on G (3×0230) → Gm6 (3×0330) → Dadd9 (xx0230)
Dadd9 on G (3×0230) → Gm6 (3×0330)
Dadd9 (xx0230) → Dadd9 on G (3×0230) → Gm6 (3×0330) → Dadd9 (xx0230)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
コツとしては、6弦3フレットは親指で押さえると、スムーズにコードチェンジできます。
ここで、1番 Aメロの演奏ポイントをまとめておきましょう。
- 基本的に、クリーンで右手の力を抜いて優しく演奏する。
- 前半と後半の間のみ、クランチでアグレッシブにメリハリをつけて演奏する。
Bメロ
Bメロのアルペジオは、下記の通りです。スライドやハンマリング・オンを多用します。
※詳細はTABをご参照ください。
このアルペジオはこの曲の最難関と言えます。
特に、ギターボーカルをする際は歌とギターがごちゃ混ぜになって混乱しがちです。
まずは、アルペジオの1音1音の拍を理解(表拍なのか、裏拍なのか)したうえで、歌とすり合わせていきましょう。
なお、カラクリカルカレのラスサビ、シグナルABCのイントロも類似したアルペジオが登場します。
その後の5小節は、通常のコードストロークとなります。
Em (022000) → F#m7(11) (2×2200) → GM7 (3x443x) → Aadd9 (x02200) → F#7 (2x232x)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
サビ
サビのコード進行は下記のとおりです。
コードチェンジが裏拍(シンコペーション)になっていることが多いので、少しだけ注意が必要です。
GM7 (3x443x) → Aadd9 (x02200) → F#m7(11) (2×2200) → Bm7 (x24232)
Em (022000) → F#7 (2x232x) → Bm7 (x24232) → Bsus4 (x24452) → B (x24442)
GM7( 3x443x) → Aadd9 (x02200) → F#m7(11) (2×2200) → Bm7 (x24232)
Em (022000) → F#m7(11) (2×2200) → GM7(3x443x) → Aadd9 (x02200)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
※シンコペーションの具体例はこちらをご参照ください。(動画本編 2:22 あたり)
間奏:1番サビ後
イントロと概ね同じオクターブ奏法です。一番最後が若干異なります。
※詳細はTABをご参照ください。
2番
Aメロ
2番のAメロは1番と同じコード進行です。
前半はキメを多用したコードストロークとなります。
Dadd9 (xx0230) → Dadd9 on G (3×0230) → Gm6 (3×0330) → Dadd9 (xx0230)
Dadd9 on G (3×0230) → Gm6 (3×0330)
Dadd9 (xx0230) → Dadd9 on G (3×0230) → Gm6 (3×0330) → Dadd9 (xx0230)
(※アルペジオ)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
なお、後半のアルペジオは次のように演奏します。
※詳細はTABをご参照ください。
ここで、2番 Aメロの演奏ポイントをまとめておきましょう。
- 前半は、クランチでアグレッシブにメリハリをつけて演奏する。
- 後半は、クリーンで右手の力を抜いて優しくアルペジオを演奏する。
Bメロ
1番と同様です。
サビ
1番と同様です。
ギターソロ
ギターソロは、スライドやチョーキング、ハンマリング・オンを多用して、ニュアンスを出します。
また、初っ端から裏拍で始まりますので、リズムにも注意しましょう。
※詳細はTABをご参照ください。
ギターソロ後のアルペジオでも、スライドを多用します。TABは下記の通りです。
※詳細はTABをご参照ください。
3番
Bメロ
ギターソロ後のBメロは、ブリッジミュートから始まります。
後半は、キメを多用したコード弾きとなります。ストロークパターンは演奏動画を参考にしてください。
(※ブリッジミュート) → D7 (xx0212)
GM7(3x443x) → Aadd9 (x02200) → F#m7(11) (2×2200) → Bm7 (x24232)
Em (022000) → F#m7(11) (2×2200) → GM7(3x443x) → Aadd9 (x02200) → F#7 (2x232x)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
ラスサビ
これまでのサビと同様です。
アウトロ
アウトロは、イントロとほぼ同じオクターブ奏法です。後半で一部ハイポジションのオクターブが追加されています。
※詳細はTABをご参照ください。
まとめ
センチメンタルピリオドの解説は以上となります。
アルペジオの難易度が非常に高いですので、一つひとつの音が何の音を鳴らしているのか、丁寧に理解してマスターしましょう。
コメント
お世話になってます!
サビのGM7 (3x554x) は(3x443x)でよいでしょうか?
コメントありがとうございます。
おっしゃる通りです!修正しておきますねm(_ _)m