今回は、UNISON SQUARE GARDENのスロウカーヴは打てない (that made me crazy)のギター演奏・ポイントを解説します。曲の流れに沿って、一緒に練習していきましょう。
曲の基本情報
曲の練習を始める前に、基本情報をおさらいしましょう。
- BPM: 180
- Key: E
- Capo: なし
- 難易度: 初心者~中級者向け
- 収録アルバム: Patrick Vegee (8th Album)
【本編】スロウカーヴは打てない (that made me crazy) ギター解説
当サイトでは、著作権の都合上TABを直接掲載することができないため、スコア販売サイトPiascoreにてTABを販売する形でご提供しています。
各パートごとにTABのどこを参照すればよいか記載しておりますので、本ページとTABを突き合わせながらご覧ください。(小節左上の数字を記載しています。)
※なお、著作権について詳しくはこちらをご参照ください。
イントロ
イントロは単音カッティングです。
ポイントとしては、左手で鳴らさない弦をミュートして、右手は鳴らす弦だけを狙いに行くのではなく、コードストロークのように常に上下させます。
※TAB:小節 No.1~18 をご参照ください。
1番
Aメロ
Aメロは下記のコード進行を2回繰り返します。すべて7thコードで統一されています。
E7 (x7675x) → A7 (5x565x)
E7 (x7675x) → A7 (5x565x) → B7 (7x787x)
E7 (x7675x) → A7 (5x565x) → B7 (7x787x)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
なお、ストロークパターンは下記のTABの通りです。
※TAB:小節 No.19~34 をご参照ください。
Bメロ
Bメロの前半は5~6弦の単音フレーズで、7拍子(7/4拍子)を繰り返します(一番最後のみ通常の4拍子に戻ります)。
※TAB:小節 No.35~42 をご参照ください。
このパートは演奏ポイントが多いですので、順番にチェックしていきましょう。
- スライドを多用したフレーズ
→左手の移動のタイミングがずれないように注意(走らない&もたつかない) - フレットの横移動が多い
→(特に歌いながらの部分は)押さえる弦・フレットを間違えないように注意 - ボーカルとギターのタイミングを合わせるのが難しい
→ボーカルとギターそれぞれどのタイミングで弾いているのか丁寧に分析
(8分のテンポでどこを弾いているのかチェックするなど)することでタイミング調整
そして、後半のコード進行は下記の通りです。
Aadd9 (x02200) → G#m7 (4×4400) → F#m7 (2×2200) → E (022100) → C#7 (x434x4)
D (xx0232) → B7 (x21202)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
サビ
サビのコード進行は下記の通りです。
なお、赤マーカーのコードはすべてシンコペーションです。
E (022100) → E7(♭13) (020110) → E6 (022120) → Bm7 (x24232) → E (022100)
F#m7 (2×2200) → B7 (x21202) → G#m7 (4×4400) → C#m7 (x46454)
D (xx0232) → A (x02220) → B7 (x21202)
E (022100) → E7(♭13) (020110) → E6 (022120) → Bm7 (x24232) → E (022100)
F#m7 (2×2200) → B7 (x21202) → G#m7 (4×4400) → C#m7 (x46454)
F#m7 (2×2200) → B7 (x21202) → E (022100)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
Aadd9 (x02200) → G#m7 (4×4400) → C#m7 (x46454)
F#m7 (2×2200) → B7 (x21202) → E (022100)
Aadd9 (x02200) → G#m7 (4×4400) → C#m7 (x46454)
F#m7 (2×2200) → G#m7 (4×4400) → D (xx0232) → A (x02220)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
※シンコペーションの具体例はこちらをご参照ください。(動画本編 2:22 あたり)
ギターソロ
ギターソロはCD音源とライブでの演奏が違います。また、ライブごとに演奏が全く違います。
ぶっちゃけなんでもアリなパートだと思いますので、テロテロするなりワーミー踏むなり好きに演奏しちゃいましょう…!
2番
Cメロ
Cメロのコード進行は下記の通りです。
B (x24442) → A (x02220)
B (x24442) → Cdim (x34542) → C#m7 (x46454)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
なお、ストロークパターンは下記のTABの通りです。
※TAB:小節 No.44~52 をご参照ください。
1番のBメロと同様に、7拍子(7/4拍子)を繰り返します。
また、特に最後の2小節は Cdim (x34542) を押さえるのが非常に難しいですので、 Cdim7 (x34242) でコードを代用するのもアリです。
Bメロ
2番 Bメロの前半はコード弾きとなります。
Cメロから引き続き、テンポが7拍子(7/4拍子)のため注意しましょう(一番最後のみ通常の4拍子に戻ります)。
A (x02220) → (N.C.)
A (x02220) → (※単音弾き)
A (x02220) → G#m7 (4x444x) → C#m7 (x46454)(×3)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
なお、単音弾きも含めて下記のTABの通り演奏をします。
※TAB:小節 No.53~60 をご参照ください。
後半は1番と同様に下記のコード進行を演奏します。
Aadd9 (x02200) → G#m7 (4×4400) → F#m7 (2×2200) → E (022100) → C#7 (x434x4)
D (xx0232) → B7 (x21202)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
ラスサビ
ラスサビのコード進行は下記の通りです。
基本的にこれまでのサビと同様ですが、一部 E (022100) が C#7 (x46464) にアレンジされています。
E (022100) → E7(♭13) (020110) → E6 (022120) → Bm7 (x24232) → E (022100)
F#m7 (2×2200) → B7 (x21202) → G#m7 (4×4400) → C#m7 (x46454)
D (xx0232) → A (x02220) → B7 (x21202)
(※ここまでをもう一度繰り返し)
E (022100) → E7(♭13) (020110) → E6 (022120) → Bm7 (x24232) → C#7 (x46464)
F#m7 (2×2200) → B7 (x21202) → G#m7 (4×4400) → C#m7 (x46454)
F#m7 (2×2200) → B7 (x21202) → E (022100)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
Aadd9 (x02200) → G#m7 (4×4400) → C#m7 (x46454)
F#m7 (2×2200) → B7 (x21202) → E (022100) → C#7 (x46464)
Aadd9 (x02200) → G#m7 (4×4400) → C#m7 (x46454)
F#m7 (2×2200) → G#m7 (4×4400) → D (xx0232) → A (x02220)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
アウトロ
アウトロは、イントロと概ね同じフレーズを演奏します。TABは下記の通りです。
※TAB:小節 No.62~69 をご参照ください。
1番 Bメロと同様、ボーカルとタイミングを合わせるのが非常に難しいですが、ボーカルとギターそれぞれどのタイミングで弾いているのか丁寧に分析することで徐々にタイミング調整していきましょう。
まとめ
スロウカーヴは打てない (that made me crazy) の解説は以上となります。
難しいギターソロはありませんが、リズムパターンが難しく、コードチェンジの難易度が高い箇所が散見されます。脱初心者に向けて少し難しい曲に挑戦したい方に最適かと思いますので、是非チャレンジしてみてください。
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