今回は、UNISON SQUARE GARDENのラブソングは突然に~What is the name of that mystery?~のギター演奏・ポイントを解説します。曲の流れに沿って、一緒に練習していきましょう。
曲の基本情報
曲の練習を始める前に、基本情報をおさらいしましょう。
- BPM: 182
- Key: C#m(サビのみ E)
- Capo: なし
- 難易度: 初心者~中級者向け
- 収録アルバム: Bee-Side Sea-Side 〜B-side Collection Album〜
【本編】ラブソングは突然に~What is the name of that mystery?~ ギター解説
当サイトでは、著作権の都合上TABを直接掲載することができないため、スコア販売サイトPiascoreにてTABを販売する形でご提供しています。
各パートごとにTABのどこを参照すればよいか記載しておりますので、本ページとTABを突き合わせながらご覧ください。(小節左上の数字を記載しています。)
※なお、著作権について詳しくはこちらをご参照ください。
イントロ
イントロは3~5弦のパワーコードを繰り返します。この曲で頻出する基本フレーズです。
※TAB:小節 No.1~8をご参照ください。
なお、Bee side Sea side 0 や Bee side Sea side U-side ツアーでは、イントロの尺が2倍(16小節)となります。
1番
Aメロ:前半
Aメロの前半は、イントロに引き続きパワーコードです。
イントロと比べて、各パワーコードどうしの間隔が長くなっています。
※TAB:小節 No.9~16をご参照ください。
Aメロ:後半
1番は通常のコードストロークとなります。
ストロークパターンが場所によって違いますので、詳しくはTABをご覧ください。
C#m7 (x46454) → F#m7 (x 9 11 9 10 9) → C#m7 (x46454)
G#m7 (x 11 x 11 12 x) → F#m7 (x 9 x 9 10 x) → C#m7 (x46454)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
※TAB:小節 No.17~28をご参照ください。
Bメロ
Bメロの冒頭は、コードを「ジャーン」と鳴らします。
なお、4拍目の裏で単音や別のコードを押さえますので、リズムに注意しましょう。
※TAB:小節 No.29~34をご参照ください。
この後はコード弾きとなりますが、ライブによって演奏が違います。1番と2番にそれぞれのTABを記載しておりますので、お好みに合わせて弾き分けてください。
<CIDER ROAD Tour 2013 / Revival の弾き方> (1番のTAB)
B7 (x21202) → D7 (xx0212) → B7 (x21202)
<Bee side Sea side 0 / U-side の弾き方 > (2番のTAB)
B7 (x21202)
D (x577xx) → B (x244xx) (※パワーコードを徐々にずらす)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
そして、一番最後はチョーキングを弾きます。ゆっくり弦を持ち上げるようにし、音が上がりすぎないように(半音くらい上がるのが目安)しましょう。
※TAB:小節 No.35~38をご参照ください。
サビ
サビのコード進行は下記の通りです。
全体的にコードチェンジが速いですので、正確に暗記して追いつけるようにしましょう。
E (022100) → G#7 (4x454x) → C#m7 (x46454) → Bm7 (x24232) → E (022100)
Aadd9 (x02200) → G#7 (4x454x) → C#m7 (x46454) → B♭dim7 (x1202x)
Aadd9 (x02200) → B7 (x21202)
E (022100) → G#7 (4x454x) → C#m7 (x46454) → Bm7 (x24232) → E (022100)
Aadd9 (x02200) → B7 (x21202) → G#7 (4x454x) → C#m7 (x46454)
F#m7 (2×2200) → B7 (x21202) → Aadd9 (x02200)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
間奏:1番サビ後
イントロと同様です。
※TAB:小節 No.40~47をご参照ください。
2番
Aメロ:前半
1番と同様です。
※TAB:小節 No.48~55をご参照ください。
Aメロ:後半
この部分は、シャッフルビートとなります。祭囃子のテンポをイメージするとわかりやすいです。
※TAB:小節 No.56~59をご参照ください。
Bメロ
1番と同様です。
なお最後の1小節はチョーキングではなくボーカルの巻き舌となります。
※TAB:小節 No.60~69をご参照ください。
サビ
1番と同様です。
間奏:2番サビ後
①パワーコード
間奏の冒頭8小節では、イントロと同じパワーコードを演奏します。
※TAB:小節 No.71~78をご参照ください。
②特殊エフェクト
その後8小節は、特殊なエフェクター(Line6 M9 – Obi Wah or Seeker)を踏んで演奏しますが、特に決まりはありませんので好きなようにアレンジしてください。カオス感が出ればそれでOKです。
③単音弾き
特殊エフェクトの部分が終わったら、下記のTABのように演奏します。
※TAB:小節 No.80~87をご参照ください。
ラスサビ
前半
ラスサビは尺が2倍となります。
前半は、1番と概ね同様ですが、赤マーカー部分でキメが多めのコードストロークとなります。詳しくは下記のTABをご覧ください。
E (022100) → G#7 (4x454x) → C#m7 (x46454) → Bm7 (x24232) → E (022100)
Aadd9 (x02200) → G#7 (4x454x) → C#m7 (x46454) → B♭dim7 (x1202x)
Aadd9 (x02200) → B7 (x21202)
E (022100) → G#7 (4x454x) → C#m7 (x46454) → Bm7 (x24232) → E (022100)
Aadd9 (x02200) → B7 (x21202) → G#7 (4x454x) → C#m7 (x46454)
F#m7 (2×2200) → B7 (x21202)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
※TAB:小節 No.88~91をご参照ください。
後半
後半は、これまでのサビと同様です。
E (022100) → G#7 (4x454x) → C#m7 (x46454) → Bm7 (x24232) → E (022100)
Aadd9 (x02200) → G#7 (4x454x) → C#m7 (x46454) → B♭dim7 (x1202x)
Aadd9 (x02200) → B7 (x21202)
E (022100) → G#7 (4x454x) → C#m7 (x46454) → Bm7 (x24232) → E (022100)
Aadd9 (x02200) → B7 (x21202) → G#7 (4x454x) → C#m7 (x46454)
F#m7 (2×2200) → B7 (x21202) → Aadd9 (x02200)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
アウトロ
アウトロの前半は、下記のようにサビと同じようなコード進行です。
なお、入りが前の小節の4拍目裏から入りますので注意しましょう。(これをシンコペーションと言います。)
E (022100) → G#7 (4x454x) → C#m7 (x46454) → Bm7 (x24232) → E (022100)
Aadd9 (x02200) → B7 (x21202) → G#7 (4x454x) → C#m7 (x46454)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
※シンコペーションの具体例はこちらをご参照ください。(動画本編 2:22 あたり)
その後、下記のような単音フレーズが登場します。
チョーキングの後の単音は、入るタイミングが難しいので要注意です。
※TAB:小節 No.93~97をご参照ください。
そして最後(「What is the name of mystery?」の後)に、イントロで弾いたパワーコードの一部を演奏して締めます。
※TAB:小節 No.99~100をご参照ください。
まとめ
ラブソングは突然に~What is the name of that mystery?~の解説は以上となります。
キメの多いコードストロークで勝負している、ユニゾンの中では比較的シンプルな曲です。リズミカルに演奏することがポイントですので、リズム練習として是非挑戦してみてください。
コメント