今回は、UNISON SQUARE GARDENのガリレオのショーケースのギター演奏・ポイントを解説します。曲の流れに沿って、一緒に練習していきましょう。
曲の基本情報
曲の練習を始める前に、基本情報をおさらいしましょう。
- BPM: 181
- Key: Cm (Capo: 3 表記でAm)
- Capo: 3
- 難易度: 中級者向け
- 収録アルバム: DUGOUT ACCIDENT (Best Album)、Bee-Side Sea-Side 〜B-side Collection Album〜
【本編】ガリレオのショーケース ギター解説
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※なお、著作権について詳しくはこちらをご参照ください。
※コード進行はすべてCapo:3 表記です。
1番
イントロ
イントロのコード進行は下記の通りです。
この曲の基本進行となりますので、しっかりマスターしましょう。
CM7 (x35453) → B♭M7 (x13231) → CM7 (x35453) → B♭M7 (x13231)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
※詳細はTABをご参照ください。
Aメロ
イントロと同様です。
※詳細はTABをご参照ください。
Bメロ
Bメロのコード進行は下記の通りです。
FM7 (1x221x) → G (3x543x) → Em (022000) → Am (x02210) (×3)
B♭(♭5) (x1233x) → G (320033)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
なお、箱庭ロック・ショー、さよなら第九惑星でも同様の進行が登場します。
サビ
サビのコード進行は下記の通りです。Bメロと同じようなコードを使います。
FM7 (1x221x) → Em (022000) → Am (x02210)
FM7 (1x221x) → G (3x543x) → CM7 (x35453)
FM7 (1x221x) → Em (022000) → Am (x02210)
FM7 (1x221x) → G (3x543x)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
2番
間奏:1番サビ後
イントロと同様です。
※詳細はTABをご参照ください。
Aメロ
2番のAメロは、ライブごとにいろいろとアレンジしています。
高音域をブラッシングしたり、開放弦を鳴らしたり、スクラッチしたり、ボリュームペダルを使ったりetc…ご自身の好きなように演奏してください!
Bメロ
1番と同様です。
サビ
1番と同様です。
ギターソロ
ギターソロは、Cmペンタトニックスケールを中心としたフレーズです。
序盤に2~3弦をまとめてチョーキングする部分があります。正しい音程まで持ち上げられるように、左手の力加減に注意しましょう。
また、TAB:小節 No.28~29 については、左手は同じフォームのままハイフレットへ徐々にスライドし、右手はずっと16分でストロークし続けます。
※詳細はTABをご参照ください。
その後はしばらく全弦開放弦で鳴らし、最後に6弦をスライドします。
※詳細はTABをご参照ください。
Cメロ
Cメロの前半は下記のコード進行を演奏します。
FM7 (1x221x) → G (3x543x) → Am (x02210) → E (022100)
FM7 (1x221x) → G (3x543x) → Am (x02210) → (※オクターブ)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
後半のオクターブ部分は下記のように演奏します。
※詳細はTABをご参照ください。
間奏:Cメロ後
地獄の間奏です。まずは全体の構成を確認しましょう。
- 基本進行×4
- キメ1回
- キメ2回
- キメ3回
- キメ3回:最後のコード半音上がる
- キメ3回×2
- テンポ落ちる
- コードが徐々に下がって、その後徐々に上がる
- 基本進行×2
ご覧の通り、非常に複雑ですので、一つひとつの区切りごとに丁寧に解説します。
※詳細はTABをご参照ください。
①(基本進行×4)
まずは、基本進行を4回繰り返します。楽勝です。
※詳細はTABをご参照ください。
②(キメ1回)
ここからが本番です。
ここでは、キメが1回です。4/4拍子(いつも通り)+3/4拍子(終わるのが1拍早い)となります。
③(キメ2回)
ここでは、キメが2回です。4/4拍子(いつも通り)+4/4拍子(いつも通り)となります。
④(キメ3回)
ここでは、キメが3回です。4/4拍子(いつも通り)+3/8拍子(1拍半)+2/4拍子(2拍)となります。
なお、最後のキメ(2/4拍子(2拍)の部分)は3連符(1拍につき3音)となっています。
⑤(キメ3回・最後のコード半音上がる)
ここでは、先ほどの④と同様です。なお、3回目のキメのコードが半音上がります。
⑥(キメ3回×2)
ここでは、3回のキメを2回繰り返します。
テンポは、4/4拍子(いつも通り)+3/8拍子(1拍半)+4/4拍子(いつも通り)となります。
⑦(テンポ落ちる)
ここでは、最後にテンポが落ちます。
テンポは、4/4拍子(いつも通り)+3/8拍子(1拍半)+4/4拍子(BPM≒138)となります。
⑧(コードが徐々に下がって、その後徐々に上がる)
ここでは、キメのコードが徐々に下がっていき、最後にまた上がっていきます。
テンポは、4/4拍子(いつも通り)+3/8拍子(1拍半)+4/4拍子×2(いつも通り)+7/8拍子(3拍半)+4/4拍子×2(いつも通り)となります。
注意点として、徐々にコードが下がっていく際、3拍ずつ下がっていくのですが、最後のコードのみ2拍半でコードチェンジします。
⑨(基本進行×2)
長らくの練習、大変お疲れ様でした。いよいよ終わりです。
最後は基本進行を2回演奏し、間奏を締めます。
間奏のまとめ
以上が間奏となります。
こうしてみると頭がこんがらがりそうですが、何度も曲を聴いて演奏すればザックリと全体像が分かるので、スムーズに覚えられると思います。
あまり身構えずに、実際に聴いたときの感覚も大切にしつつ、練習していきましょう。
3番
Bメロ
3番のBメロは、コードの入りが2拍目(1拍目がブレイク)となります。コード進行はこれまでと同様です。
ラスサビ
ラスサビは、尺が2倍になります。コード進行はこれまでのサビと同様です。
アウトロ
アウトロはイントロと同様の基本進行を演奏します。
みなさんご存じだとは思いますが、一度曲が終わるかと見せかけて最後にもう一度基本進行を演奏するので、忘れないようにしましょう。
まとめ
ガリレオのショーケースの解説は以上となります。
間奏のテンポを暗記するのが大変ですが、ここさえ覚えてしまえばかなり楽しい曲です。コード進行も単純ですので、初心者の方もあまり身構えずに気軽に挑戦してみてください!
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