今回は、UNISON SQUARE GARDENのコーヒーカップシンドロームのギター演奏・ポイントを解説します。曲の流れに沿って、一緒に練習していきましょう。
曲の基本情報
曲の練習を始める前に、基本情報をおさらいしましょう。
- BPM: 205
- Key: A
- Capo: なし
- 難易度: 初心者向け
- 収録アルバム: JET CO. (2nd Album)
【本編】コーヒーカップシンドローム ギター解説
当サイトでは、著作権の都合上TABを直接掲載することができないため、スコア販売サイトPiascoreにてTABを販売する形でご提供しています。
各パートごとにTABのどこを参照すればよいか記載しておりますので、本ページとTABを突き合わせながらご覧ください。(小節左上の数字を記載しています。)
※なお、著作権について詳しくはこちらをご参照ください。
1番
イントロ ~ Aメロ
この曲の基本進行は下記の通りです。イントロ・Aメロで使用します。
Aadd9 (577600) → G6 (355400)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
ポイントとして、1,2弦は開放弦で鳴らしましょう。この際、6弦を押さえる人差し指が1,2弦に当たらないように注意しましょう。
なお、1,2弦は開放弦は、曲全体を通して活用されます。
※詳細はTABをご参照ください。
Bメロ
Bメロのコード進行は以下の通りです。
Dadd9 (xx0230) → E (022100) → C#m7 (x4245x)
F#m7(11) (2×2200) → E (022100) → Aadd9 (x02200) → C#m7 (x46600)
Dadd9 (xx0230) → E (022100) → C#7 (x43404)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
なお、Bメロにはアルペジオも含まれていますので、TABで演奏方法を確認しましょう。
※詳細はTABをご参照ください。
小節 No.34 で休符が記載されている部分はスライドです。演奏のポイントは下記の通りですが、あくまでコピーの一例ですので、ある程度できていればOKです。
- 6弦を上下にスライドさせる
→最初に 2f → 14f 付近まで一気に持ち上げ、その後徐々にフレットを下げる - 右手は素早くブラッシングする
→6弦のみ鳴るように、1~5弦は左手人差し指でしっかりミュートする
サビ
サビの前半のコード進行は以下の通りです。
<前半>
Dadd9 (xx0230 → xx0130 → xx0230)
C#m7 (x42400 → x42600 → x42400)
F#m7(11) (2×2200) → G#m7(#5) (4×4400) → Aadd9 (x02200) → Bsus4 (x24400)
Dadd9 (xx0230 → xx0130 → xx0230)
C#7 (x43400 → x43600 → x43400)
F#m7 (x 9 x 9 10 x) → Fm7 (x8x89x) → Em7 (x7x78x)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
途中の C#m7 や C#7 ですが、小指で 3弦6フレットを押さえます。かなり指を開く押さえ方ですので、指を開くトレーニングをしておきましょう。どうしても難しい場合は省略コードを使うなど工夫してください(著者はオクターブ x4x6xx でごまかしています)。
※詳細はTABをご参照ください。
後半のコード進行は以下の通りです。クリーンで鳴らしましょう。
<後半>
Bm7 (x2023x) → E (022100) → AM7 (x02120) → C#7 (x43404)
Bm7 (x2023x) → E (022100)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
※詳細はTABをご参照ください。
2番
間奏:1番サビ後 ~ Aメロ
1番と同様です。
Bメロ
1番と同様です。
サビ
1番と同様です。
3番
Aメロ
3番の Aメロはほぼ基本進行と同じですが、1~2弦・6弦がミュートとなっています。
ただ、これまでの基本進行でもさほど違いはないので、面倒くさい人は基本進行と全く同じでも問題ありません。
AM7 (x02120)
A (x776xx) → G (x554xx) (※繰り返し)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
なお、ライブによって使用の有無はありますが、余裕がある人はフランジャーのジェットサウンドで鳴らしましょう。
※詳細はTABをご参照ください。
ラスサビ
ラスサビの前半は、下記のコード進行を2回繰り返します。概ねこれまでのサビと同様です。
<前半>
Dadd9 (xx0230 → xx0130 → xx0230)
C#m7 (x42400 → x42600 → x42400)
F#m7(11) (2×2200) → G#m7(#5) (4×4400) → Aadd9 (x02200) → Bsus4 (x24400)
Dadd9 (xx0230 → xx0130 → xx0230)
C#7 (x43400 → x43600 → x43400)
F#m7 (x 9 x 9 10 x) → Fm7 (x8x89x) → Em7 (x7x78x) → D#m7 (x6x67x)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
※詳細はTABをご参照ください。
後半は、下記の通りです。少しだけ尺が伸びています。
<後半>
Dadd9 (xx0230) → E (022100) → C#m7 (x4245x) → Dadd9 (xx0230)
Dadd9 (xx0230) → E (022100)
F#m7 (x 9 x 9 10 x) → Fm7 (x8x89x) → Em7 (x7x78x)
Bm7 (x2023x) → E (022100) → AM7 (x02120) → C#7 (x43404)
Bm7 (x2023x) → E (022100)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
※詳細はTABをご参照ください。
アウトロ
アウトロは、ラスサビの前半と同様のコード進行です。
2回し目の冒頭がシンコペーションとなっているので注意しましょう。
Dadd9 (xx0230 → xx0130 → xx0230)
C#m7 (x42400 → x42600 → x42400)
F#m7(11) (2×2200) → G#m7(#5) (4×4400) → Aadd9 (x02200) → Bsus4 (x24400)
Dadd9 (xx0230 → xx0130 → xx0230)
C#7 (x43400 → x43600 → x43400)
F#m7 (x 9 x 9 10 x) → Fm7 (x8x89x) → Em7 (x7x78x) → D#m7 (x6x67x)
Dadd9 (xx0230 → xx0130 → xx0230)
※簡易TABは「6弦→1弦」の順番で記載。
※詳細はTABをご参照ください。
※シンコペーションの具体例はこちらをご参照ください。(動画本編 2:22 あたり)
まとめ
コーヒーカップシンドロームの解説は以上となります。
曲のテンポが速くコードチェンジも速いですが、ギターソロもなくコード弾きのみですので、初心者の方はぜひチャレンジしてみてください!
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